権高なもの

6 の例文 (0.00 秒)
  • 向い合っていると、威圧されるような権高けんだかなものを感じさせる相手である。 ...
  • 「日祥どの」 日ごろ、他人ひとを下に見て、権高なものの云い方をするこの女が、小娘のように甘い声を出したものである。 ...
  • 「重通どののところから供をして来たと申しても、奉公人に過ぎぬものを、そなたにそのような口をきくとは、思い上った女よ」 そういう時の母には、斎藤利三の奥方として時めいていた頃の権高けんだかなものが戻って来て、白髪しらがのふえた分だけ、気性も激しくなっている。 ...
  • 「手前は今日、蔵前の誰が袖へ行って、首魁と思われる女の人相を訊いて来たのですが、厚化粧だが、なかなかの美女で、権高なものの言い方なぞ、共通しているところがあります」 それよりも収穫だったのは、お供の若党で、 「こちらの人相は、偽の武石敬太郎にそっくりでした」 江戸川で水死体となった男である。 ...
  • 昔は堂上どうじようもきつい権高けんだかなものでありましたそうなが、うちつづくいくささわぎで、国々の所領しよりようはみな武家衆ぶけしゆう横領おうりようされ、家やしきも焼かれ、しもじもの百姓町人ひやくしようちようにんよりもまだあさましい様子になりさがっているのです。 ...