極め

全て 動詞 名詞
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  • その一人はこの家の主人古峯博士であったが、その姿は凄惨せいさんを極めていた。 横溝正史『芙蓉屋敷の秘密』より引用
  • これからも新入社員などの追随を許さぬプロの電話番の道を極めて下さい。 永沢光雄『風俗の人たち』より引用
  • しかし最後の詞は、なんと云う詞にしようか、それはまだ極めていない。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • 代助はそとのぞきながら、是から三十分のうちに行くさきめやうと考へた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 道のない所を夜間、潜行しなければならない戦車の前進は困難を極めた。 高木俊朗『全 滅』より引用
  • そしてそれに続く言葉は、思いもかけぬほど峻烈を極めたものだった。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • そうしていよいよと極めた日はそれから又一週間のも先になっていた。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 第二にその後ろ姿は伝吉の心にえがいていたよりもずっと憔悴しょうすいを極めていた。 芥川竜之介『伝吉の敵打ち』より引用
  • 位人臣くらいじんしんを極めているだけに、この国で最も激しく己を律する責務がある。 安部龍太郎『戦国秘譚 神々に告ぐ(上)』より引用
  • 彼はうしても、三千代を自分のうちれてるよりほかに道はないとめた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 旧時代に繁栄を極めた東京には既に再開発できる土地はなかった。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • 血液学関係の奴に頼んだんだが、そいつがまた極めつきの怠け者でね。 竹本健治『匣の中の失楽』より引用
  • 市内での戦闘は激烈を極めているらしく、港では敵の姿を見ることはなかった。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 10 もうひとつの撤退戦』より引用
  • しかし彼女を不幸だとめつけることは早計のようにも思われた。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • 力と力の戦いもすさまじかったが、超自然力の戦いはさらに苛烈を極めた。 エディングス『エレニア記1 眠れる女王』より引用
  • 葬式さうしきはほんの姻戚みより近所きんじよとだけで明日あすうちすますといふことにめた。 長塚節『土』より引用
  • 「飛んだ御迷惑をかけまして」と大江山警部の口調は丁重ていちょうきわめていた。 海野十三『省線電車の射撃手』より引用
  • 彼がそう極めつけるように云うと、流石さすがに相手の反応が変って来た。 梶山季之『那覇心中』より引用
  • これ最も私のるべき道筋みちすじでありますからその方向に進むことにめました。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • そして一つの行為の善悪を感じ分ける魂の力はじつに粗笨そほんを極めている。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
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