極めつける

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  • しかし彼女を不幸だとめつけることは早計のようにも思われた。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • 彼がそう極めつけるように云うと、流石さすがに相手の反応が変って来た。 梶山季之『那覇心中』より引用
  • 森田昌江は、彼女に負けず怖い顔をして、極めつけるように低く叫んだ。 梶山季之『罠のある季節』より引用
  • 朝鮮軍に二万石の米を献納した男を、非国民だとめつけるような方ですからね。 梶山季之『族譜・李朝残影』より引用
  • 二人が手をたたいて、お直を呼び、どうしたのだと極めつける。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 辨もそんな、めつけるような口の利きかたをしてはなりません。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 口をきいたこともなかったし、挨拶を交したわけでもないから一方的に極めつける根拠は何もなかったのだが、いつの間にかそう信じていた。 阿川佐和子『笑ってケツカッチン』より引用
  • 野々宮さんは、若い者を、めつけるつもりで言ったんでないとみえて、少し調子を変えた。 夏目漱石『三四郎』より引用
  • こうした狩猟談を、すべて法螺ほらであるとめつける訳にはいかない。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用
  • マルクスはランボオの考えても見なかった生産とか交通とかいう諸概念を以て極めつけることをやめないだろう。 加藤典洋『敗戦後論』より引用
  • 今度の眼は何気ないようでいて、ほんの一瞬ではあったが、カッチリと極めつける眼である。 森茉莉『甘い蜜の部屋』より引用
  • と、あたまからめつけるように言った。 梶山季之『女の警察』より引用
  • どこか極めつけるような警部の調子に、三郎はいよいよあがり気味になったが、それでもやっときれぎれに、こんな事をいった。 横溝正史『金田一耕助ファイル02 本陣殺人事件』より引用
  • そうめつけるように言った。 福永武彦『風土』より引用
  • 白木静子は教壇から生徒を極めつける時のような切り口上でこういったが、やがて警部の問いにこたえてつぎのような話をしたのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル02 本陣殺人事件』より引用
  • と、極めつけるように言っていた。 梶山季之『女の警察』より引用
  • 新婚時代の話だから三十年近く昔のことになるが、彼が何気なく口笛を鳴らしていると、それを聞いた細君が極めつけるような調子で「あたし口笛って嫌いなの」といった。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • 勝手な仮定を設け、独断的に極めつけるのである。 外村繁『日を愛しむ』より引用
  • ここがやはり生れついての本性か、人の後にくっついて暮していたたいこのあかのせいなのか、どっちにしても、人を極めつけるのは向かない性格たちなのだ。 井上ひさし『手鎖心中』より引用
  • で彼女は黒いブルイスカをすそから振り払って、いまいましげにこうめつけるのだった。 チェーホフ・アントン『可愛い女』より引用
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