極めたるもの

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  • 市中の建築にして壮観を極めたるものは、寺院よりも、学校よりも、劇場とホテルなり。 井上円了『南半球五万哩』より引用
  • これを要するに、これらの神話は妄談を極めたるものなれば、もとより取るに足らぬ。 井上円了『迷信解』より引用
  • 日本の芸術家中泰西の鑑賞家によりてその研究批判の精細をきわめたるもの、画狂人葛飾北斎かつしかほくさいくものはあらざるべし。 永井荷風『江戸芸術論』より引用
  • まして人の身体を五行に配合して、吉凶を説くがごときは、妄誕を極めたるものである。 井上円了『迷信解』より引用
  • ゆえに、相字法も全然排斥すべきにあらざるも、今日民間にて伝うるところの墨色なるものは、妄談を極めたるものにして、文字の墨色をみて、何年何月何日に剣難がある、火難がある、病気が起こる等の予言を与うることに定まっておる。 井上円了『迷信解』より引用
  • かくのごとく、相生、相剋の説が不道理を極めたるものなれば、これを人に配合して生剋を見、吉凶を判ずるの不都合なることはもちろん、これを信ずるものは実に愚もまたはなはだしといわねばならぬ。 井上円了『迷信解』より引用
  • けだし魯文翁の如きは徳川時代の戯作者げさくしやの後を襲ぎて、而して此の混沌時代にありて放縦を極めたるものゝみ。 北村透谷『明治文学管見』より引用