楚々と

全て 副詞
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  • ほっそりした体型なので、黙っていると楚々そそとした美人に見える。 ...
  • 湯呑みを盆にのせて楚々そそとあらわれても、存在を控えめにしている。 ...
  • いつもより、さらに楚々そそと、お嬢様は頭を下げて迎えてくれた。 ...
  • その女のノッペラボウは楚々そそと赤くなって恥じらい、首を振った。
  • 椅子に楚々そそと腰掛ける黒雪姫はと言えば、まったく平静な表情で汗ひとつ浮かべていない。 ...
  • だから、ある年齢を過ぎれば演技としてでも楚々と振舞っているのが得策だと合点する。 ...
  • 呼べば妻の小右京がいまにもそこらの渡りから「はい」と答えて自分の前に楚々そそと来そうな気配にさえとらわれた。 ...
  • 面食めんくらうぼくのほうへ楚々そそと歩み寄ってくると、ぼくの手をそっととり、テーブルの前まで連れてゆき、椅子を引く。
  • のみならず、目をさますとすぐ楚々そそ薬湯やくとうをささげて来てやさしく気分を問うてくれた一女性がある。 ...
  • その駒に続いて、後ろから歩みもたおやかに、世間の風にも怖れるもののように、楚々そそと姿をあらわした美人がある。 ...
  • 吉野太夫はその間に、音もなく席を起って、松の位のすそ楚々そそと曳き、雪の廊下を奥ふかく姿を消してしまった。 ...
  • 彼女も今日は思いきり化粧をこらし、楚々そそとついてゆく姿は、欄間彫らんまぼり吉祥天女きちじようてんによが地へ降りていたかのようである。 ...
  • 三千代みちよながめてゐると、海野うんのとほたびて、我古里懐わがふるさとなつかしとおもふあのノスタルヂヤにたものが、楚々そゝむねをこそぐるやうなあこがれをかんじずにはゐられなかつた。
  • 招待されて楚々そそとやってきた州官たちの奥方も、茶州でもっとも高貴な女性たち自らが庖厨に立っていることを知り、仰天ぎょうてんして次々空いてるなべをふるいはじめた。 ...
  • 楚々としげった紫陽花あじさいなどが、苔岩のまわりをかこんでいる。 ...
  • 一杯人々のとぐろを巻いているさ中に、目もさめるばかり真白く着飾った女流詩人文素玉が、百合のように楚々そそと坐っていたのだ。 ...
  • 裸の女を眺めて、それからモーローと反対側の方角へ劇場をでてしまうマヌケさ加減、東京パレスはアベコベだ、これから共に寝室へ行く目的がハッキリしているし、そして、それがハッキリしていると、彼女がハダカであるよりも、衣裳をつけ、楚々と踊りつつある方が、どれぐらい内容豊富だか分らない。 ...
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