棄てる

全て 動詞
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  • だから私は今のような国の姿を眼の前に見せられても、望みはてない。 中谷宇吉郎『I駅の一夜』より引用
  • それは出しぬいて犬の子か何かをてるように棄てて来た父親であった。 田中貢太郎『藍瓶』より引用
  • それは出しぬいて犬の子か何かをてるように棄てて来た父親であった。 田中貢太郎『藍瓶』より引用
  • あなたと私とはもしそんなことがあればあなたが私を棄てるんだもの。 近松秋江『雪の日』より引用
  • 伊藤はその家を出る時すでにあらゆる友人から棄てられる覚悟でいた。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 実際にあの晩破り棄てたのであるから、その事実を告げてやりたかった。 井上靖『崖(下)』より引用
  • にはにはそつちにもこつちにもてられたかみしろみだれてらばつてた。 長塚節『土』より引用
  • そこで始て君父の為めに身を棄てるということも出来ると云うのですね。 森鴎外『青年』より引用
  • もうその花はとうに棄てちゃったでしょうけれど、それが証拠だったの。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • 脱ぎ棄てたものの後片づけをしている女どもは手をついてお辞儀をした。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • 先生は宗教のために芸術を結局、棄てることのできなかった文学者だった。 遠藤周作『ぐうたら交友録』より引用
  • どうしても棄てることの出来ないのは三阪等と企てたある計画であつた。 平出修『計画』より引用
  • 「日本人には味はへない味」だなどと頭から棄てゝかゝるのはよくない。 岸田国士『島国的僻見』より引用
  • せいてん此三このみつが相合あひあうて出來できをば、つい無分別むふんべつてうでな? 坪内逍遥『ロミオとヂュリエット』より引用
  • 椰子の木はどこもかしこも役にたって、てるところはないものでした。 竹山道雄『ビルマの竪琴』より引用
  • をんなが附属品をだんだん棄てると どうしてこんなにきれいになるのか。 高村光太郎『智恵子抄』より引用
  • 会議が開かれて、彼等を島に棄てて行かねばならぬということにきまった。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • その土地をわれから棄てて引きあげねばならぬのが堀盛らの政府であった。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • 結果、人だけが宇宙にてられて、宇宙で別のシステムができあがった。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 06 重力の井戸の底で』より引用
  • 彼は、しかしまだ、同時に文学の要素をも棄てきることはできなかつた。 岸田国士『純粋演劇の問題』より引用
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