案じ

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  • つまり彼女の死はあなたのトラウマになるんじゃないかと案じているの。 和田はつ子『薬師』より引用
  • 私はどうかと案じていましたが、行って見ると思ったより好い家でした。 谷崎潤一郎『痴人の愛』より引用
  • 彼らは馬の被害を聞き、自分たちの馬を案じてかけつけてきたのだった。 上西晴治『十勝平野(下)』より引用
  • 組織が体調を案じて宇宙送りにしたというのも、決してうそではないのだ。 富永浩史『スフィア ―哀しみの青想圏―』より引用
  • 二人は明かに一人の不幸な友の身の上を案じ合っているのを同情し合った。 有島武郎『星座』より引用
  • 自分でなくて誰が、そんな先々のことまで案じてあげる者があるだろう。 宮本百合子『加護』より引用
  • 父が娘を思うほどではあるまいが、娘も一通り父の生活を案じている。 阿刀田高『消えた男』より引用
  • 姉は秋子の身ばかり案じて自分の家庭の愚痴をまったく語ることがない。 長嶋有『タンノイのエジンバラ』より引用
  • だが私には案じてくれるインディアンもいないし、またその必要もない。 ソロー/神原栄一訳『森の生活』より引用
  • 私がこんなに熱心になつてお前の身を案じてゐるのがわからないの? 牧野信一『青白き公園』より引用
  • 現代の子女がどんな刺戟に生きているかを、明治時代の頭では案じ得ぬ。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • どうしたのかと案じていますと、九つを過ぎてようよう帰って来ました。 岡本綺堂『廿九日の牡丹餅』より引用
  • と、案じている私の目の前に、今まで見たこともないものがでてきた。 群ようこ『アメリカ居すわり一人旅』より引用
  • 何と言われてもなお、二条の先ゆきが、実兼には案じられてならなかった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • わたしはまた、手間がかかるのかと案じたが、こんどはすぐにつづいた。 アンブラー/田村隆一訳『あるスパイの墓碑銘』より引用
  • 私の身になにか災難がおこったのではないかと案じてくれていたのだ。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』より引用
  • ただ、私は秋までに何か恐ろしい運命が、私を訪れねばいいがと案じます。 倉田百三『青春の息の痕』より引用
  • 父や母は特に感情上複雑な理由でも潜んでいるのではないかと案じたらしい。 宮本百合子『祖母のために』より引用
  • 脇浜は脇浜で、清が練習に来なくなって以降も、彼のことを案じていた。 後藤正治『リターンマッチ』より引用
  • こんな時だというのに、師が自分の身を案じてくれているのが嬉しかった。 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』より引用
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