根づよい

全て 形容詞
66 の用例 (0.00 秒)
  • 思うにこの人の過去はよほど根づよい不幸に蝕まれているのであろう。 伊丹万作『顔の美について』より引用
  • 実際にこんなことはないのだが、運動は連続的だという考えは根づよいものだった。 片山泰久『量子力学の世界』より引用
  • そのこと自体はいいことだが、そこからひとつの根づよい傾向けいこうが生れてきたように思う。 亀井勝一郎『青春論』より引用
  • この天道思想は、現今でも、日本人の思想の底に根づよく浸透している。 桑田忠親『明智光秀』より引用
  • 私はおとなの中に根づよく残っている偏見へんけんやポーズがいつも気になる。 亀井勝一郎『青春論』より引用
  • 魔術は思いのほかに根づよくわれわれの身のまわりに生きながらえている。 高田誠二『単位の進化』より引用
  • 眉村さんの人気は浮わついたものでなく、根づよいものなのだ。 星新一『きまぐれフレンドシップ PART1』より引用
  • そこに恐るべき苦痛があるのです、この世にこんなに根づよい苦痛はありません。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • この世の限り最も根づよい頼もしいものは骨肉の愛があるばかりではあるまいか。 宮本百合子『悲しめる心』より引用
  • 日本の社会機構に根づよくのこっている半封建的要素と天皇制支配の非近代性を指摘した。 宮本百合子『作家の経験』より引用
  • 少年時代のその感覚は根づよいもののようである。 高田宏『木に会う』より引用
  • そのために、婦人が社会に働きかけてゆく力は非常に根づよい。 宮本百合子『婦人の読書』より引用
  • だがこの人の傾向故に日本に最初にもっとも根づよく植えつけられたのは実験心理学のみだったという事になった。 神谷美恵子『神谷美恵子日記』より引用
  • 藩意識は政府の内にも外にも根づよい。 高田宏『言葉の海へ』より引用
  • けれど又、童心の世界には根づよい自然の伝統も流れている。 吉川英治『忘れ残りの記』より引用
  • しかし徐々に根づよく、日本固有の理想を育てなければならぬ。 亀井勝一郎『青春論』より引用
  • 私を努力させる力、私を生かしている力、それは何という根づよい強健なものでしょう。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • いつまでも根づよく吹いている風のためにアフリカの南部へと流されて行くことは、彼の計算を挫折させた。 ヴェルヌ/江口清訳『気球旅行の五週間』より引用
  • 耳の穴から石菖せきしょうのような根づよい黒毛がそうをなして突出している。 吉川英治『随筆 私本太平記』より引用
  • そこに日本文学の根づよい特色があるわけでしょう。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 次へ »