栄枯盛衰

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  • この老公は世の移り変りを見てきたので、栄枯盛衰の道理をわきまえていた。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(上)』より引用
  • 栄枯盛衰なぞと大袈裟おおげさな表現は避けても、変れば変る人の身である。 五味康祐『薄桜記』より引用
  • 常に皇帝ナポレオン1世と共にあり、栄枯盛衰を共にした部隊として名高い。
  • 三蔵寺の栄枯盛衰と志摩の民俗を伝える重要な史料となっている。
  • 中世盛期はスラヴ系のキエフ大公国の栄枯盛衰とポーランドの出現があった時代である。
  • 佐賀の栄枯盛衰と共に歩んできた、いわば歴史の生き証人である。
  • 権力というものの栄枯盛衰、またはそれの交替の舞台となったところだったわけであるが、そこで私はふと思いだしたことがあって、とおりがかりの中年の男にこう訊いてみた。 金達寿『日本の中の朝鮮文化 09 阿波・土佐・伊予・讃岐』より引用
  • 栄枯盛衰の歴史を、今にしのぶというわけでしょうか。 柴田南雄『クラシック名曲案内ベスト151』より引用
  • 晩年、彼女はオーストリア帝国とフランス帝国の栄枯盛衰を間近で見届けた女性として、この消滅した二帝国の生きた象徴と見なされていた。
  • 栄枯盛衰えいこせいすいは昔からり返されてきたことだ。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅵ』より引用
  • 能作者たちは老いて乞食となった小野小町を描く事で、彼女を伝説的な美女から、人生の栄枯盛衰を経た一人の女性に変えた。
  • 藤原四兄弟の子の系統はそれぞれ南家、北家、式家、京家と呼ばれ、それぞれの家に栄枯盛衰はあったものの、その後の政治や学問、文化に大きな足跡を残している。
  • まして、三十年や五十年の栄枯盛衰は物の数ではない。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(上)』より引用
  • マリアと牙田剣三郎とは栄枯盛衰、歓びも、哀しみも、全く一つの仲間である。 森茉莉『贅沢貧乏』より引用
  • 栄枯盛衰の仏教の哲理を、あざとく示したいやな絵だったが、この節では、観光客の目に触れるところにはかかっていない。 池田弥三郎『話のたね』より引用
  • 現在ではほとんどの言葉が使われる事がなくなっているが、「邯鄲の夢」は人の栄枯盛衰は所詮夢に過ぎないと、その儚さを表す言葉として知られている。
  • 社会の栄枯盛衰も螺旋的にぐるぐるまわッているのだよ。 幸田露伴『ねじくり博士』より引用
  • 奉仕しようと欲するものは、誓いを立てた主人に、栄枯盛衰を共にして奉仕すべきです。 ヘッセ/高橋健二訳『ガラス玉演戯(下)』より引用
  • 斜めになった屋根のような棚も、その下に並べられたベンチも、新しく設えられたもののようには見えず、何世紀も前からそこにあり、何年も何年も、繰り返し様々な人間の栄枯盛衰を見据えてきた重々しさが感じられるのが不思議だった。 小池真理子『狂王の庭』より引用
  • 何十もの王朝、政府の栄枯盛衰がくりかえされてきた。 阿部牧郎『篠懸の遠い道』より引用
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