柱道
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名詞
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音吉は重右衛門のうしろに坐って、顔に白布をかけられた吉治郎の遺骸を見守っている。水主部屋の正面には、宝順丸の船額が掲げられ、その下は帆柱の立つ柱道との仕切り戸になっている。仕切り戸の右手に固く戸を閉ざした神棚があった。
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船は大まかに言うと、|舳|《おもて》と艫の二つに大別される。舳から順に言えば、小間、三の間、二の間、赤の間、胴の間、そして次の部分は、三畳ほどの船頭部屋、同じ広さの三役の部屋、この二つの部屋が帆柱の立っている柱道を挟んで、横に並んでいた。三役とは舵取り、岡廻り、水主頭を指す。
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