柔らかい

全て 形容詞
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  • 声は深く柔らかく、どこか遠くの世界から聞こえてくるような気がした。 板東眞砂子『蟲』より引用
  • 最初の頃よりずっと柔らかい声でそう言うと、会長からの電話が切れた。 森瑤子『デザートはあなた』より引用
  • 力が抜け柔らかくなった彼女は、私の腕の中で、そんな説明をしたのだ。 川島誠『もういちど走り出そう』より引用
  • それは彼女の故郷の柔らかい優しげな風景とあまりに異なるものだった。 田中芳樹『風よ、万里を翔けよ』より引用
  • ハリーはそれを火のそばに置いて柔らかくしてから食べることにした。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 02 ハリー・ポッターと秘密の部屋』より引用
  • 韓国男性にはあまりない柔らかいイメージが気に入っているのだという。 菅野朋子『好きになってはいけない国。 韓国発! 日本へのまなざし』より引用
  • 安心しきって自分に身をまかせている沙羅の表情が柔らかくなっていた。 森瑤子『望郷』より引用
  • 柔らかい絨毯張じゆうたんばりの廊下をゆっくり歩き、私は彼女の部屋の前に立った。 山本文緒『ブルーもしくはブルー』より引用
  • 彼女の鋭い爪の端が腕の内側の柔らかい肉にくい込んだような気さえした。 山田智彦『銀行 男たちの報酬』より引用
  • いつもほうに優しい言葉をかけてくれる、あの柔らかい唇が閉じている。 宮部みゆき『孤宿の人 (上)』より引用
  • 相手はされるがままになりながら、低く柔らかく自分に話し掛けてくる。 林亮介『和風Wizardry純情派 2』より引用
  • 体は柔らかくなっているというのに、舌だけが執拗しつように利明を求めていた。 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
  • そしてほっとしたのか、周りの空気がそっとやわらかくなるのを感じた。 新井輝『ROOM NO.1301 03 同居人はロマンティック?』より引用
  • ちょうどその時、あるドアの向こうから柔らかい笑い声が聞こえてきた。 ウルフ/西崎憲編訳『ヴァージニア・ウルフ短篇集』より引用
  • 柔らかくしなやかな美しい体をしていたが、女たちと違って清潔だった。 篠田節子『美神解体』より引用
  • その向うの空洞が嘘のように消えていて、仕切りが柔らかく見えている。 尾克彦『父が消えた 五つの短篇小説』より引用
  • 背後から男の腕を抑えた長身の青年が、三人に向かって柔らかく微笑む。 定金伸治『ユーフォリ・テクニカ王立技術院物語』より引用
  • 柔らかい着物を顔に押し当てるようにして浮舟の姫君は寝たそうである。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 絶望的な気分で知美を見ると、彼女は柔らかく微笑んで軽く頭を振った。 乃南アサ『暗鬼』より引用
  • 堅雪が柔らかくならない朝のうちに、馬橇ばそりを使わなければならないのだ。 三浦綾子『泥流地帯』より引用
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