柔らか

全て 名詞 形容詞
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  • 悲しみさえもそのときは涙とならないで柔らかに心をうるおすのである。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • 男前ではないが、どこかに柔らかさを感じさせる顔は魅力的ともいえた。 桐野夏生『OUT(上)』より引用
  • こちらの思いを受け取った彼女はとても柔らかな笑みを顔に浮かべた。 言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
  • ただ風が吹き渡り、柔らかな緑の草がそれに合わせて音もなく揺れている。 村上春樹『1Q84 BOOK2』より引用
  • 息子と同じく女性が話しているかのような、もの柔らかな口調である。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第01巻 「放浪の戦士」』より引用
  • もちろん、わたしたちも畑のやわらかな土に足を取られながらも走った。 深沢美潮『フォーチュン・クエスト 第3巻』より引用
  • 窓から吹きつけてくる風は、晩秋のものとはいえ、どこか柔らかだった。 坂東眞砂子『13のエロチカ』より引用
  • 柔らかな女の腹から腰を浮かせ、僕はおののきながら女の顔を見つめた。 大石圭『檻の中の少女』より引用
  • 不意に、抱きしめるグリフィンの体が元の柔らかな肉の体に戻っていく。 千葉暁『アルス・マグナ4 大いなる秘法 邪教の都』より引用
  • さっきのあのはだしだった足にはいつか白いやわらかなくつをはいていたのです。 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より引用
  • そしてその青さは、雨のあとに見られる、あの柔らかな明るい青であった。 ハドスン/守屋陽一訳『緑の館』より引用
  • 柔らかに口ごもったような小声で何か言って少年は微笑しつつ席についた。 マン/高橋義孝訳『トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す』より引用
  • その微笑みは、表面上はいつもと同じようなやわらかさを持つように見える。 竹井10日『ポケロリ 02 なかよしの章』より引用
  • 日射しは夏の終わりに近づき、ほんの少し柔らかさを増したようだった。 桜庭一樹『GOSICKs 第2巻』より引用
  • 全体的に柔らかな光はいつまで経っても朝が抜けない風景にみえる。 池上永一『レキオス』より引用
  • 膝の上に置いたカティオムの手の中に柔らかなものが滑り込んできた。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 03 スパーティング・クリムゾン』より引用
  • 佐々木から向けられた視線は八分きの染井吉野そめいよしののようにやわらかだった。 谷川流『涼宮ハルヒの驚愕(前)』より引用
  • しかし振り返った時には、その表情は柔らかな笑みに変わっていた。 安田均×下村家惠子『ソード・ワールド・ノベル 死せる神の島(上)』より引用
  • 太陽は今や完全にのぼっていて、やわらかな陽差しを人々に投げかけていた。 水野良『ロードス島戦記 5 王たちの聖戦』より引用
  • ミーナの顔の、白くやわらかな毛におおわれていない部分が真っ赤になった。 宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー 上巻』より引用
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