染め色

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  • そして染物屋さんの通称が紺屋こうやだったことは、紺がすべての染め色を代表する色と考えられていたことを示すものだろう。 大岡信『名句歌ごよみ〔秋〕』より引用
  • みんな軍人カットできめているが、部隊によって毛先の染め色が異なるらしく、赤と黄色と白茶がいる。 喬林知『今日からマ王 第03巻 「今夜はマのつく大脱走!」』より引用
  • 江戸時代には染め色として登場しており、宝永六年の『油殺女地獄』には桔梗色の繻子の帯が登場している。
  • 染め色がまだ香るような衣裳の裾をつまんで、お内儀は絹糸のしつけを解いた。 石牟礼道子『十六夜橋』より引用
  • 星明かりの野外などでは漆黒以上に視認しづらく、隠行おんぎょうには最適とされる染め色だ。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』より引用
  • 浅葱あさぎの染め色のせいか宮路の顔色は病人のように青ざめて見えたし、梅山の双眸にも涙がもりあがっていた。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 古くはベニバナによる染め色を赤花と称し、青花とも呼ばれたアイによる染め色と併称され、転じて青花を「青藍」、赤花を「赤藍」と呼ぶようになったことから、その重ね染めを「二藍」と称したのである。
  • 染め色では、薄く藍染めした布の上から紅色を重ね染めしたものを、織り色では経糸を紫で、緯糸を紅色で織り上げたもので、綾織りにすると紫紅色の地に紅色の模様が浮くようになっている。
  • 平安時代の貴族に非常に好まれ、染め色、織り色、襲の色目にそれぞれ「紅梅」と呼ばれる色がある。
  • よほど遠くからやってきたのか、笠の塗りはところどころげ落ち、垂れ布の染め色もせて、袿のすそは織り糸がすり切れかかっていた。 杉本苑子『続々今昔物語ふぁんたじあ』より引用
  • 暗赤色の染め色とレーン註にある。 佐藤正彰訳『千一夜物語 10』より引用