染め分ける

全て 動詞
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  • 場合によっては複数の蛍光色素を用い、器官ごとに染め分けることも行われる。
  • つまり、一月は黄色、二月は紫、三月は緑、四月は赤というように、十二色に染め分けるのだ。 三浦綾子『銃口』より引用
  • 向かいのビルから届くパチンコ屋の赤いネオンが、南生子の右のほおと右の耳たぶを、火照ほてったような色に染め分ける。 樋口有介『プラスチック・ラブ』より引用
  • グラム染色は二種類の色素を使って染め分ける点では、一種類の色素によるものより複雑な染色法であるが、その操作自体は比較的容易であり、しかも細菌の大きさ、形状、配列に加えて、グラム染色性の情報まで得られる。
  • スコールの雲はカナカ山の向こうに姿を消し、水平線に取り残された千切れ雲を、西からの日射しが濃いあかね色に染め分ける。 樋口有介『楽園』より引用
  • アスファルトには油膜のように雨がたまって、スナックや寿司屋の電気看板がまだら模様に舗道を染め分ける。 樋口有介『プラスチック・ラブ』より引用
  • 市販の形態としては液剤、錠剤、ジェルタイプのものに大別されるが、歯磨剤に添加されているタイプ、古い歯垢を青新しい歯垢を赤と2色で染め分けるタイプなども発売されている。
  • 窓からの日射しがブラインドをすり抜け、女の黒いカーディガンをシマウマ模様に染め分ける。 樋口有介『ろくでなし』より引用
  • しかし、辻ヶ花はあくまでも模様を染め分けるために絞り染めを用いるものであり、江戸時代に入り糊で防染する友禅の技法が出現すると、自由度・手間の両面で劣る辻ヶ花は急速に廃れ消滅することとなる。
  • その無愛想な標識を、杉林からの木漏れ日が金色に染め分ける。 樋口有介『プラスチック・ラブ』より引用