染めあげ

全て 動詞
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  • 彼女はそのストーリーの中ではずっとコスチュームを着ていたため、彼女は元の姿から自分自身の髪を伸ばし染めあげる事が出来るのかもしれない。
  • これではどんなに明るい性質をも陰うつな暗い色合いで染めあげてしまうほどの悲しみがあったと想像されるだろう。 ホーソン/刈田元司訳『スカーレット・レター(緋文字)』より引用
  • すると、シートの下から青いペイントで染めあげられた鋼鉄のかたまりが姿を現した。 はままさのり『青の騎士 ベルゼルガ物語 1』より引用
  • それもやはり、家族は一緒に暮らさねばならぬとする常識に、知らず知らずのうちに我々の心が染めあげられているからではないだろうか。 沖藤典子『転勤族の妻たち』より引用
  • 氷雨ひさめが京都の山の紅葉を染めあげてゆくのだと思われた。 山口瞳『人殺し(下)』より引用
  • その金属を思わせる青が浜辺の錆びた鉄を染めあげていく。 ウルフ/西崎憲編訳『ヴァージニア・ウルフ短篇集』より引用
  • むろん数かぎりなく噂を聞いてはいたが、視界全体が血に染めあげられたような光景のなかで、その旗は兇兆きょうちょうそのもののように見えた。 田中芳樹『アルスラーン戦記05』より引用
  • 走りながら気がついたのだが、白ズボンの左半身は血で真赤に染めあげられている。 深田祐介『炎熱商人(下)』より引用
  • 青い閃光せんこうがいなずまみたいに走り、空が熱せられたように赤く染めあげられるのだ。 山田正紀『宝石泥棒』より引用
  • これが彼の英雄像を虹色に染めあげるのである。 加瀬俊一『ナポレオン その情熱的生涯』より引用
  • 彼女たちは自分自身の感情の炎で恋人を染めあげ、自分たちの美しい考えを、そっくり恋人の考えだと思いこむ。 バルザック/山口年臣訳『ウジェニー・グランデ』より引用
  • 東の崖から巨大な赤い太陽が重たげに昇りはじめ、まわりの空をばら色に染めあげた。 エディングス『ベルガリアード物語4 魔術師の城塞』より引用
  • 渋紙色というのかみごとに陽に染めあげられていて、眼ばかりギロギロさせている。 横溝正史『金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会』より引用
  • 血は鼻から顎をつたい、胸も腹も赤く染めあげていく。 高千穂遙『美獣 神々の戦士』より引用
  • ゆっくりと西に傾いた太陽が、アーリアシティの街を黄昏色たそがれいろに染めあげていく。 高殿円『カーリー 2 二十一発の祝砲とプリンセスの休日』より引用
  • 目をハートマークに染めあげ、唇をとがらせて、手を伸ばしてくる。 有沢まみず『いぬかみっ!04』より引用
  • まぶたを閉じれば、山吹色に染めあげられた網膜に、光の残像が踊っている。 小池真理子『虚無のオペラ』より引用
  • 晴れていても、星は見えず、祭りの明かりが空の低い辺りを暖かい色に染めあげる。 樋口有介『プラスチック・ラブ』より引用
  • 彼女の膚の温もりが、薄紅色の花弁をなお一層鮮かに染めあげたようだった。 荒俣宏『帝都物語4』より引用
  • 風に漂白ひょうはくされ、その天の風によって、内臓までが、青い天の色に染めあげられてゆくような気がした。 夢枕獏『神々の山嶺 下』より引用
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染めあげ の使われ方

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