染めあげ

全て 動詞
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  • 島のごく一部、一〇分の一ほどが白く、残りは赤で染めあげられている。 森岡浩之『星界シリーズ 星界の戦旗 02 守るべきもの』より引用
  • まだ陽は没しておらず、燃えるような赤が森を血の色に染めあげていた。 田中啓文『私立伝奇学園高等学校民俗学研究会その1 蓬來洞の研究』より引用
  • あたりにいたすべての人々の脳裏をある一つの色に染めあげ、それから。 新井素子『グリーン・レクイエムⅡ緑幻想』より引用
  • 夕方の光は、彼女の長い髪を赤ではなくオレンジ色に染めあげている。 桜坂洋『よくわかる現代魔法 第01巻』より引用
  • そこへ二台目のトラックの爆発音が、空を再び白く染めあげた。 深田祐介『炎熱商人(上)』より引用
  • その、黒い地平線の一点を、ポツンとだいだい色の光が染めあげていた。 山田正紀『宝石泥棒』より引用
  • 別れのくるしみは、紫の君の心を深くし、艶冶えんやな美しさに染めあげていた。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • それはまるで、乾燥して色あせた血の中で彼の両手を染めあげたかのようだった。 アンダスン/山屋三郎訳『ワインズバーグ・オハイオ』より引用
  • そこはすでに血の湧出ゆうしゅつ池と化して、ヤンの両手は赤く染めあげられた。 田中芳樹『銀河英雄伝説 08 乱離編』より引用
  • ゆっくりと廊下をよぎっていく医師の横顔を、夕日がまっ赤に染めあげた。 荒俣宏『帝都物語1』より引用
  • やがて、空を染めあげていた朱色がうしなわれ、あたりがもやりはじめた。 荒俣宏『帝都物語2』より引用
  • 緑色に染めあげたひげを検分していたケイニボが、手の鏡を置くと、いったのだ。 眉村卓『不定期エスパー5』より引用
  • 何か快いことが待ちかまえている予兆が、身体を少しずつ染めあげてくる。 帚木蓬生『受精』より引用
  • またその内には、牛皮の紐の、輝く紅に染めあげたのを張りまわした。 ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(下)』より引用
  • ちょっと大きくなり、繊細なパステル・カラーの青と緑に染めあげられていた。 アダムス/風見潤訳『銀河ヒッチハイクガイド』より引用
  • 風呂の焚き口の火が彼女の白い肌を赤々と染めあげている。 井上ひさし『青葉繁れる』より引用
  • それは彼らが成長する過程において、水が砂にしみこむようにごく自然に染めあげられたものだからだ。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第01巻 「放浪の戦士」』より引用
  • そのそばかすの浮いたほおを、すっかり興奮の色に染めあげていた。 西野かつみ『かのこん 第04巻 ~オトメたちのヒミツ~』より引用
  • 乳首がそそり立ち、そのあたりが桜色に染めあげられているのが自分でもわかった。 小池真理子『狂王の庭』より引用
  • これではどんなに明るい性質をも陰うつな暗い色合いで染めあげてしまうほどの悲しみがあったと想像されるだろう。 ホーソン/刈田元司訳『スカーレット・レター(緋文字)』より引用
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染めあげ の使われ方

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