東奔西走

全て 名詞
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  • 椎名さんの命をうけて、助っ人諸君が東奔西走している矢先のことである。 群ようこ『別人「群ようこ」のできるまで』より引用
  • すなはち十七年のときから明治元年の二十一歳まで、東奔西走、居處なしといふ有樣だつた。 塚原蓼洲『兵馬倥偬の人』より引用
  • 中沢は結核の予防に東奔西走していた時代から保健婦を続けている。 牧野修『スイート・リトル・ベイビー』より引用
  • 小なりといえど党主だから東奔西走の忙しさだった。 矢野誠一『さらば、愛しき藝人たち』より引用
  • その金を返すために東奔西走したのならともかく、今の今まで、すっぱりと忘れていたのだ。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • そのカンによって東奔西走させられるのが周りのスタッフで、セルジオもその一人だった。 野沢尚『龍時(リュウジ)01─02』より引用
  • 舞台に映画にと、それこそ東奔西走の忙しさがつづいた。 矢野誠一『さらば、愛しき藝人たち』より引用
  • 怪談の目星を打たれる我々も我々であるが、部署を定めて東奔西走も得難いね。 岩村透『不吉の音と学士会院の鐘』より引用
  • 信長の機動軍団は、東奔西走、常に敵に倍する兵力で戦に勝利した。 池宮彰一郎『本能寺(上)』より引用
  • グレゴリー二世が気まぐれに誰かをスカウトしようとするたび、彼女が東奔西走とうほんせいそうするのだろうか。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿05 黒蜘蛛島』より引用
  • 相も変らず機動軍団を率い、危殆にひんした味方戦線の補綴ほていに東奔西走している。 池宮彰一郎『本能寺(上)』より引用
  • このように東奔西走する龍馬をみていると、彼自身は西郷や桂のような政治家・軍人とひと味ちがっていたことがわかる。 小堺昭三『男の切れ味(上)』より引用
  • カポディストリアスはギリシャ独立のために可能な限り広い領土の確保、列強からの資金確保を行い、ギリシャを可能な限り良い条件で独立させるよう、元ロシア外交官としての国際的経験と才能を用いて東奔西走した。
  • 応仁の乱れが始まって以来の東奔西走で、古い馴染なじみを訪ねる暇もなかったのである。 神西清『雪の宿り』より引用
  • その為に、女々さんは東奔西走とうほんせいそうしていたのかも。 入間人間『電波女と青春男 第02巻』より引用
  • 堺屋殿の計画で、私なども、ずいぶん東奔西走しましたな。 辻邦生『天草の雅歌』より引用
  • 十二月二十六日という日に運命を感じたのであろう、長兄はまだ諦めずに狸界を東奔西走して根回しをしていた。 森見登美彦『有頂天家族』より引用
  • 東京・大阪間を行きつ戻りつするわけで、東奔西走と言いたいのだが、感じとしてはやはり「右往左往」である。 城山三郎『鼠 ─鈴木商店焼打ち事件─』より引用
  • たのみごとをされればいやとはいえないそん性分しょうぶんのせいで、いつでも誰かのために東奔西走とうほんせいそうしている難儀なんぎむすめだ。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ01 ひとつめの虚言』より引用
  • 御所が栄え、帝たちが今よりはるかに攻撃的であった頃、ヒは勅命を受けて東奔西走していたという。 半村良『産霊山秘録 上の巻』より引用
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東奔西走 の使われ方