東二条院公子

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  • この噂を実兼に語ったのは東二条院公子である。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 東二条院公子に先立たれてまもなく、後深草院もまた、病いに倒れたのであった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 岩君は母親の二条が留守をしている間に、東二条院公子の住む中宮御所の庭で命を落としたのである。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 後深草上皇には東二条院公子のほか、後宮にはべる女性が幾人かいる。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 同じく実氏の息女ではあっても、後深草院とめあわせた東二条院公子きみこは失敗例だった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 東二条院公子さまの嫉みに、わたくし、とても耐えられませんわ。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • この噂に、東二条院公子が平静でいるはずはなかった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 東二条院公子への恐妻ぶりは実兼も先刻、承知している。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • あれほど二条を憎み、後深草院との仲を嫉妬して、その離間を策した東二条院公子ですらが、二条のにの字も口にしない。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • と、かたわらの几帳きちようのかげへ、東二条院公子はとろけそうな笑顔を向ける。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 上皇の御前ごぜんから退出すると、その足で彼は御所の西ノたいに住む叔母の、東二条院公子きみこを訪ねた。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • とんちんかんな会話を交わす者が多く、そんな異国の噂よりも、もっぱら彼女らが興味を燃やしたのは、ここへきて急に表面化した二条と東二条院公子の確執であった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • ただ、実兼が内心、ひそかに忸怩じくじとしているのは、二条を得たいあまりに叔母の東二条院公子を焚きつけ、上皇との仲を離間しようとした点だった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 大宮院の心情からすると愛子の亀山院か、日ごろ仲むつまじい妹の東二条院公子あたりを招きそうなものなのに、それをしなかったのは、何か魂胆があってのことではないか? 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • そして、その正月も終わりに近づいた二十一日夕刻、旧冬から病床にあった東二条院公子がみまかった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 東二条院公子が、この問答をおもしろそうに聞いているのを見て、いまさらながら実兼は、誤算を覚った。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 東二条院公子きみこの嫉妬をあおり、その怒りを利用して、二条への、後深草上皇の求愛に水をさそうという西園寺実兼の計画は、しかし結局、失敗してしまった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • 東二条院公子からの強硬な申し入れで、とりやめとなった。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • つゆも残さず胃の腑にすべりこませながら、西園寺実兼は心の奥底では、こっそり、叔母の東二条院公子を批判していた。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用