束ねた髪

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  • 一つに束ねた髪をはさみで切り、三つ編み状の綱のような物が一つできました。 麻生佳花『尼は笑う』より引用
  • その束ねた髪のぐるりにしている花の髪飾りが、見事な細工物だった。 津守時生『漂泊の神 抄伝 (The Beans 01)』より引用
  • 頭のうしろに小さく束ねた髪には、黒いネットがかけてあった。 マンスフィールド/江上照彦訳『園遊会』より引用
  • 彼女はうつむいたまま、束ねた髪の先をでながら、しばらく黙っていた。 小川洋子『薬指の標本』より引用
  • 広告業界の人間というより大学生のような服装も、キリッと後ろに束ねた髪も。 喜多嶋隆『島からのエア・メール』より引用
  • 束ねた髪の先が自分の重さをこぼすように、川の上にさらりとこぼれ落ちる。 石牟礼道子『十六夜橋』より引用
  • 束ねた髪が崩れて蜘蛛の巣のように顔にかかっている。 柳美里『タイル』より引用
  • 長くして束ねた髪、そして髪止めが、彼にはよく似合っていた。 片岡義男『夏と少年の短篇』より引用
  • きちんと首の後で束ねた髪が、頭を下げると肩にかかった。 森瑤子『風物語』より引用
  • 伊三次は束ねた髪を掴んだまま五兵衛に訊いた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さらば深川』より引用
  • 新坂は、いきなり、カルロスの後ろで束ねた髪を、思い切り引っ張った。 藤田宜永『過去を殺せ』より引用
  • 束ねた髪が、彼女の頭のうしろで右に左に飛び跳ねた。 片岡義男『少女時代』より引用
  • 香織の束ねた髪がとけ、その一部が左肩と右の二の腕に触れていた。 半村良『石の血脈』より引用
  • 長い黒髪はポニーテールにしてあるが、束ねた髪がすでに腰の辺りにまで屈いている。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第04巻』より引用
  • 亜季実はほどけて頬にかかった一筋のおくれ毛を束ねた髪の中に押し込んだ。 梅田みか『別れの十二か月』より引用
  • 窓から暗い顔を一寸面白そうにして眺めている、西洋式に束ねた髪で円い顔の私は又大正の奥さんであった。 森茉莉『記憶の絵』より引用
  • うしろで束ねた髪にも白いものが混じっている。 エディングス『エレニア記1 眠れる女王』より引用
  • 娘は青い洋服をきてゐる、襟足のところに青いリボンで束ねた髪が搖れてゐる。 竹久夢二『砂がき』より引用
  • 伊三次は吠えた不破の頭が揺れるのを止めるように、束ねた髪を引き絞った。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 幻の声』より引用
  • 束ねた髪から、背中に黒い影が伝い、しだいに薄れながら陰の中に消えていった。 フローベール/白井浩司訳『ボヴァリー夫人』より引用
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