有難い

全て 形容詞
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  • 同じく、紙の入手が容易になることは僕にとっても有難いことであった。 ZUN『東方香霖堂 ~Guriosities of Lotus Asia』より引用
  • それがまたお時に取っては此の上もない有難いことのように思われていた。 岡本綺堂『箕輪心中』より引用
  • おれの用意をしてくれた有難い友人の名前を知らないのが残念だった。 ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』より引用
  • 短くて、謎めいた方が有難そうだということは、文章の上にも言われる。 海音寺潮五郎『史談と史論(下)』より引用
  • この意味でも、年間三万点に近い新刊書が出ているということは有難い。 森本哲郎『読書の旅 愛書家に捧ぐ』より引用
  • けれども、それよりさきに別のあることが起ったんだ、有難いことにな。 ブラウン『天の光はすべて星』より引用
  • そのほかは一日中静かで私のように鋭敏な神経を持っている者には有難い。 福永武彦『第一随筆集 別れの歌』より引用
  • 人間を最も、力の満ちた、快活な時にする朝を私は有難い物に思われた。 宮本百合子『日記』より引用
  • そうして彼より五、六間後おくれたことをこの場合なによりも有難ありがたく感じた。 夏目漱石『行人』より引用
  • それ故私の方から言ふと神社は有難くならぬ方が多いかも知れませぬ。 内藤湖南『近畿地方に於ける神社』より引用
  • 今になって見れば、相手が死んだということは彼女にとって有難いだろう。 石川達三『充たされた生活』より引用
  • 無理をしたくても出来ないという有難い状況に常住しているのである。 寺田寅彦『変った話』より引用
  • 有難えの一言を口にするより先に、思わずこう、手を合わせちまったよ。 浅田次郎『壬生義士伝 下』より引用
  • 有難くお受けしてしばらくすると交換条件のようにして会社が言って来ました。 半村良『闇の中の黄金』より引用
  • 既に、隣組の有難さといふ言葉を、意外な人の口から聞くやうになつた。 岸田国士『荒天吉日』より引用
  • ただ、有難いことに、そいつも、計画の実行には反対していないらしい。 西村京太郎『現金強奪計画 ダービーを狙え』より引用
  • 御身体の有難いお堂の中で永遠の愛と平和とが人間の形となってお生れになった。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』より引用
  • しばらくは物を食うことの有難さで、ほかのことを考えるひまもなかった。 イネス/池央耿訳『ベルリン空輸回廊』より引用
  • 妙なもので、外国にいると自分の国の言葉が、非常に有難くなるんですよ。 横光利一『旅愁』より引用
  • 即座に警官を呼ばれなかっただけでも有難いと思わなければいけない。 赤川次郎『幽霊候補生』より引用
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