書きつける

全て 動詞
155 の用例 (0.00 秒)
  • 午後七時ごろ、彼は前のメモに六百二十五円七十六銭五厘と書きつけた。 広瀬正『マイナス・ゼロ』より引用
  • 私の日記の中には、目をおおいたい苦しみがかぎりなく書きつけてある。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • それから、一行おいてその次に、また書きつけてある文句がありました。 海野十三『怪塔王』より引用
  • そしてテーブルに向って、いろいろ簡単な文句を考えては書きつけて見た。 大杉栄『日本脱出記』より引用
  • おまえさんのいなくなったあとでそれがおらのものになるという書きつけをね。 モーパッサン/杉捷夫訳『くびかざり』より引用
  • 夫がどんな気持でこんな句を書きつけたかは今はもう問ふところでない。 岸田国士『荒天吉日』より引用
  • 公爵が昨日あなたさまのお名を書きつけていらっしゃいましてございます。 トルストイ/中村白葉訳『アンナ・カレーニナ(下)』より引用
  • 求めらるるままに、彼は自作のふるい歌の一つをその紙の上に書きつけた。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 私はなぜか、それを書きつけたら、向こうで離れてゆくものと信じている。 ドストエフスキー/中村融訳『地下生活者の手記』より引用
  • 君がそれを書きつけておいた上はどうしてそれを公にしないか。
  • ときどきメモを出して書きつけるところなどは、やはり新聞記者らしい。 松本清張『球形の荒野 新装版(上)』より引用
  • 節子はこれを小さな手帳の中に書きつけて来て岸本の許に置いて行った。 島崎藤村『新生』より引用
  • こんなことを物のはしに書きつけて見たのは、今から十四五年の前にあたる。 島崎藤村『桃の雫』より引用
  • 彼はいままで、机の上に広げた手帳に何かしきりに書きつけていたのである。 森村誠一『日本アルプス殺人事件』より引用
  • 希望の方にはおわけしたいと思つてゐることをこの機會に書きつけておこう。 竹久夢二『砂がき』より引用
  • まだなにも書きつけていないそこを見つめながら、ペンを手に取った。 三浦真奈美『風のケアル 第2巻 波濤立つ都』より引用
  • これを書きつけながら、自分はここから出発して行かなければならぬと思った。 井上靖『崖(下)』より引用
  • 彼は半時間待っている間に何ごとか書きつけた一枚の紙を渡した。 クロフツ/長谷川修二訳『フレンチ警部最大の事件』より引用
  • ゆっくり英語を口にしながら、ツムラ医師の手は紙の上に何かを書きつけた。 帚木蓬生『受精』より引用
  • 天皇のお言葉を出す以上はなにか証拠となる書きつけが欲しい。 新田次郎『新田義貞(下)』より引用
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書きつける の使われ方