更ける

全て 動詞
443 の用例 (0.00 秒)
  • もうこれがお別れだと、三人は夜が更けるまで京都の町を歩きまわった。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • が更けるにしたがつて坂をのぼつて来る自動車や馬車の数が多くなつてく。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 夜が更けて車の数が少なくなっているせいもあって、尾行は楽であった。 大藪春彦『蘇える金狼 野望篇』より引用
  • 夜が更けるに隨つて坂を上つて來る自動車や馬車の數が多くなつて行く。 与謝野晶子『巴里にて』より引用
  • 夜更けて一号室になだれ込んだ仲間たちは、たちまちのうちに寝こんだ。 李成『砧をうつ女』より引用
  • と云いながら出かけて見ると、けましたから人の往来はございません。 鈴木行三『真景累ヶ淵』より引用
  • 日が暮れても夜がけても、小者の権造ごんぞうは井上屋敷へ帰って来なかった。 池波正太郎『剣客商売 10 春の嵐』より引用
  • ただ、その日の夜はそれから何事もなく静かに更けていったのだった。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅱ (電撃文庫)』より引用
  • 源氏はまず女御の方へうかがって、昔の物語などするうちに夜が更けた。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 日の暮れる頃にどこへか出て行って、夜の更けた頃に帰って来たようです。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 更けて、神保家ではいつもより少しばかり早く、部屋の中の灯が消えた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 17 雨月』より引用
  • 夜更けて階段を昇る音が響き、そっと佐伯の部屋のドアの前に止まった。 阿刀田高『時のカフェテラス』より引用
  • 夜は更けていたが、このままの不安な気持で誰も一人にはなりたくなかった。 松下竜一『砦に拠る』より引用
  • 山口へ出かけて行つた呉郎さんが更けてから戻つて来た、泊めてあげる。 種田山頭火『其中日記』より引用
  • 夜が更けて署内にひとりになると、署長から借りた本に自然と手が伸びた。 中村弦『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』より引用
  • 夜がけたころになって、気がついてみると、火のそばの男が死んでいる。 クリスティ/能島武文訳『ABC殺人事件』より引用
  • 夜も更けていくというのに、事態は悪いほうへ悪いほうへと進んでいくのだ。 ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』より引用
  • 夜はけていたが、将軍は密命を持ってマクシミリアンを起こしたのだ。 ヨーヴィル『ドラッケンフェルズ』より引用
  • もうだいぶ夜も更けていて、貞さんのところへは別の彼女が来ている。 半村良『となりの宇宙人』より引用
  • ところで勝負が全く終った頃は、夜も相当更けて十二時近くだったそうです。 浜尾四郎『彼が殺したか』より引用
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