暴れる
全て
動詞
1,049 の用例
(0.01 秒)
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翼が愛の名前を叫ぶと愛は暴れるのを止めて翼の方へと視線を向けた。
山田悠介『リアル鬼ごっこ』より引用
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私たち大人が作った社会を、今の若者たちは、魅力がないと訴えているのです。
その結果、成人式で暴れるという若者が全国各地で出現しているのです。
その証拠に、成人式で大暴れした会場は、南は沖縄から北は北海道まで、全国どこでも小規模ながらありました。
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岩月謙司『女は男のどこを見ているか』より引用
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昏睡から覚めたが媛は外部のことには関心がないらしく、部屋に閉じ籠っていた。
かつてのように大声をあげたり、壁を叩いて暴れるようなことはなかった。
食事も殆ど摂らずぼんやりしているらしい。
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黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 6 終焉の巻』より引用
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私の話を聞いたあの人は、不思議なほど落ち着いて見えました。
お酒を飲んで暴れることも、私に早く当たることもありませんでした。
文也にも、それまでと同じように接していました。
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東野圭吾『秘密』より引用
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それほど重くはなかったが、一斗に比べればずいぶんと重い。
途中気づいて暴れるようなことがあれば、その場で殺して捨ててゆく。
その時は、コウはためらったりはしないだろう。
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児玉ヒロキ『イット2』より引用
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が、ゼノドロスは喚くのをやめない。
その姿は、自分に関心を持ってくれるまで暴れる 子供にそっくりだった。
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冴木忍『カイルロッドの苦難 5 野望は暗闇の奥で』より引用
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とにかく戦闘不能にし放置し、失血死を待つしかなかった。
当然そいつらはじたばたと暴れるので邪魔になるがそれは仕方がない。
ぐん、と下半身が重くなった。
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林亮介『和風Wizardry純情派 2』より引用
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そこには五人いるうちの三人の鬼が暴れる愛の体を引きずっていた。
もう二人の鬼は両端について、しっかりとガードしている。
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山田悠介『リアル鬼ごっこ』より引用
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いや戦争はいろいろ問題があるから別にして、この世の中には台風や地震がいやおうなく襲ってきて、そこで自分本位の考えが打ち砕かれる。
反努力というまでもなく、反努力の実質を暴れる大自然が与えてくれていた。
いまは人間が大自然の暴力をかなりの部分制御している。
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赤瀬川原平『老人力 全一冊』より引用
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マオは暴れる相手に動揺したそぶりさえ見せず、静かに彼を見つめていた。
辛抱強く待ってから、彼女は言った。
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賀東招二『フルメタル・パニック!サイドアームズ01 音程は哀しく、射程は遠く』より引用
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力で敵わないと悟ったのか、暴れるのをやめ、すねた口調で話し始めた。
白瀬修『おと×まほ 第02巻』より引用
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そんな放送が入り、舞台裏の方から誰かが暴れるような音が聞こえてきた。
どこかで今のカップルの発言に腹を立てたバカが暴走しているのだろう。
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井上堅二『バカとテストと召喚獣 3.5』より引用
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移動用のバスケットの中で、サエーナはおとなしくしていた。
夜ということもあるが、もう暴れるだけの力もないのかもしれない。
いくと決めたのだから、迷っていることはない。
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篠崎砂美『お隣の魔法使い1 ~始まりは一つの呪文~』より引用
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「秘密が暴れるまで、女はよくそれを守るもんだよ」マンクスはいった。
ディケンズ/北川悌二訳『オリヴァ・トゥイスト(下)』より引用
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いつもと同じだと思ってそのままそばについていたんです。
それがだんだん暴れるようになってきて、もうひとり応援を頼んだんです。
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瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
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杖で電話を殴ろうとした所で一方通行は黄泉川と芳川に取り押さえられた。
能力がなければ今の彼はバタバタ暴れる程度の力しかないのである。
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鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第12巻』より引用
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壊れてしまったほうが楽だと思えるようなイメージが脳内を暴れる。
富永浩史『スフィア ―哀しみの青想圏―』より引用
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飛岡はボーイと二人で暴れる為蔵の腕と足を持って、部屋に戻っていった。
ため息をついた玲子にベランダの窓からハインツが力なく手を振っているのが見えた。
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つかこうへい『愛人刑事』より引用
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あんたもひさしぶりに暴れることができて、まんざらじゃないはずだぜ。
あれまでは死ぬほど退屈しきってた、そうなんだろう?
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P・J・ファーマー『階層宇宙の危機』より引用
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街の不良集団を蹴散らすのとは規模が違う。
やはり、単純に両腕を振り回して暴れるだけで全部解決する事はない。
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鎌池和馬『とある科学の超電磁砲』より引用