暫し

全て 副詞
332 の用例 (0.00 秒)
  • 子供は、自分はもう死んでいて、夢でも見ているのかとしば呆然ぼうぜんとした。 水戸泉『ヴァンパイア・プリンセス』より引用
  • 言はず聴かずの暫しの時間を過ごすべく、私にはいまこれが一番である。 若山牧水『樹木とその葉』より引用
  • フラットはそのまま暫し令呪を眺めた後、手にした布包みを開け広げた。 成田悪悟『FAKE/states night』より引用
  • 青年は暫し何かを考えていたが、疑問に思った事を素直に口にする。 成田悪悟『FAKE/states night』より引用
  • だが、さすがに家来達は応じかねて、遠巻とおまきにしたまましば逡巡しゆんじゆんしていた。 菊池寛『日本武将譚』より引用
  • 彼は暫し、話の糸口を探すらしく何か考えていたが、やがて話しだした。 豊島与志雄『或る日の対話』より引用
  • 先生は半信半疑で口尻をゆがめてしばし考へてゐたが、兎も角渡してくれた。 嘉村礒多『途上』より引用
  • 指と瞳は暫しの睨み合いの後、意を決したように互いの距離を近づけた。 事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』より引用
  • 笑われているのか喜ばれているのか、丘助手にはしばしが程は全く不明だった。 海野十三『キド効果』より引用
  • あまりの事に暫し言葉の出なかったのは、必ずしも閑斎翁ばかりではない。 横溝正史『真珠郎』より引用
  • 二三枚めくって、ある点に急がしく眼を飛ばせて走り読みをすること暫し。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 興奮で生き生きした顔でハリーを一暫し、またネビルに視線を戻した。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 05b ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下)』より引用
  • この方面作戦は成功であったが、南スペインの占領までまだ暫しの時間を要した。
  • 神父は、暫しの後、信徒たちのことを思つて私の意見を聴き容れました。 リラダン『殘酷物語』より引用
  • しばし待たれよ」と俺に待てを指示して、元気玉の姿勢を維持し続ける。 入間人間『電波女と青春男 第01巻』より引用
  • その方が訪ねてくるまで、私はしばしの眠りにつき ましょう。 岩本隆雄『ミドリノツキ〔上〕』より引用
  • 何故なぜとはなく暫しはそのままで兩人は向き合つて立つてゐた。 若山牧水『姉妹』より引用
  • タルマンはじ左守右守さもりうもりはアツとばかりにおどろいて、しば言葉ことばなかつた。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 54 20080623』より引用
  • 松江しょうこうは、われとわがかおおおったまま、しばじろぎもしなかった。 邦枝完二『おせん』より引用
  • いとま無き身に唯だ暫し、 九段の坂の上に来て 高く立つこそ涼しけれ。 与謝野晶子『晶子詩篇全集拾遺』より引用
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暫し の使われ方