暫く行く

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  • 暫く行ってから振り返って見たが誰も後を追って来る様子がない。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 暫く行くと左側に「母と子の健康相談所」のカンバンの出た建物がある。 宮本百合子『従妹への手紙』より引用
  • 暫く行くと、こんどははっきりと川の跡と思われるものの中を走る。 井上靖『私の西域紀行(上)』より引用
  • 畑から神道かみみちに出て、しばらく行って又畑の間を小学校の方へ曲った。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
  • それからしばらく行くと、少し森の開けたところに出て、そこに変な男が二人ゐました。 豊島与志雄『金の猫の鬼』より引用
  • 暫く行くと、とある家の前に立止って、その表戸をどんどん叩き初める。 豊島与志雄『交遊断片』より引用
  • 暫く行くと、その向うの左手に、四五本の雑木が、こんもり蹲っていた。 豊島与志雄『月明』より引用
  • それが暫く行くうちに、益々薄暗くなってきて、真暗な橋のところに出た。 豊島与志雄『川端柳』より引用
  • 暫く行ったところで不意とかたわらの路地から出て来た男があって陣十郎を驚かせた。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • それで僕はもうしばらく行くのをやめようと思っているのだ。 武者小路実篤『愛慾・その妹』より引用
  • 暫く行ってから追手おつてのないのを見て一枚ぬいで用意の町人風に変る。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 暫く行ってから振り返ると、お竹さんはそこにまだ立って、私を見送っていた。 上林暁/坪内祐三編『禁酒宣言 ―上林暁・酒場小説集』より引用
  • それから暫く行って道庵は、また素敵すてきなものを見出して喜んでしまいました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 来たときに目にしたイングランド銀行を通り過ぎ、暫く行くと川沿いの道になった。 服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』より引用
  • それから暫く行くうちに、全く意外な気持が僕に湧いて来た。 豊島与志雄『道連』より引用
  • しばらく行ったところにまた長椅子があり、学生風の二三人の客が休息して煙草を喫んでいた。 福永武彦『海市』より引用
  • 暫く行くと、歩速の整った彼等の脚が、先へ行く三四人の学生の一団に追いついた。 宮本百合子『杉垣』より引用
  • 暫く行くと、二人は四方を建物に囲まれて、井戸のような感じがする、広い場所に出た。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 暫く行って、小林のことを考えて、しまったと思った。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 暫く行くと倒れて呻いている人の群があったので、大きな声で『岩竹、おりませんか』と呼んでみました。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
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