暫く後

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  • 夜五つの鐘が鳴ってしばらく後のこと、店に使いが来てお吉に文を渡して行った。 畠中恵『ぬしさまへ』より引用
  • 二度目に気合の声があったのは、それからやや暫く後のことでした。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 暫く後になったら彼の目はもうド・ナンセル夫人の姿を見る事が出来ないであろう。 レニエ『燃え上る青春』より引用
  • その暫く後のこと、父親と僕とは東京に移って、親類の家に足場を求めた。 福永武彦『第二随筆集 遠くのこだま』より引用
  • 半田口駅・上ゲ駅が全普通列車が停車になった暫く後も当駅は一部通過していた。
  • 暫く後に、ピアースが中央郵便局の外へ出て共和国樹立宣言を読み上げた。
  • わたしの母はわたしがこの家に嫁に来る前に死んでいたし、父は結婚してから暫く後に死んだよ。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • 彼は通りから見えるその部屋の窓の下まで行きたくなってその方へ歩いていったが、犬も暫く後からついて来た。 横光利一『旅愁』より引用
  • 片腕を揉みながら出てきた僕は暫く後には銀行に立ち寄っていた。 李成『砧をうつ女』より引用
  • 昭和十四年の三月に立原道造が死んで、暫く後に蔵書の売立があった。 福永武彦『第三随筆集 枕頭の書』より引用
  • その暫く後に純堯が死去したため信尚が西郷氏の家督を継いだ。
  • 暫く後にこの状況はデンマークが供給した輸送中でも使用できる携帯用トイレにより解消された。
  • 娘さんではないところの若いお嫁さんが、幾つもの箱を重ね持って現れたのは、その暫く後である。 福永武彦『第二随筆集 遠くのこだま』より引用
  • 実際は、かくのごとく馘になったのが先で、東横に職を得たのはそのしばらく後のことになる。 林望『書薮巡歴』より引用
  • この陣地を通過して暫く後のしらじら明けの頃日本軍の通信兵二名に遭遇しました。 五味川純平『ノモンハン(下)』より引用
  • そのしばらく後に、また一艘の小舟が黒い頭巾で顔をおおった男を載せて舟着場に着いた。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 確か影女の一件があってしばらく後に、祖父の伊三郎いさぶろうが二人の兄やを、長崎屋へ連れてきてくれた気がする。 畠中恵『おまけのこ』より引用
  • 石のように立ち尽していた弁信が、その恐怖からめたのは、それから暫く後でありました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • わたしを離さないで、わたしはもうどこにも行くところがないんです、と妻が彼に言ったのは、結婚してしばらく後に妻の父が病院で死んだその葬儀のあとのことだった。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • 暫く後に、彼らの死体がガズニー郊外で発見された。
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