暗い奈落

12 の用例 (0.00 秒)
  • 暗い奈落の底に叩き落される感覚は、いつか経験したことがあるものだ。 事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』より引用
  • 定吉の意識はそのまま暗い奈落ならくの底へスーッと吸い込まれて行った。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 4) ゴールドういろう』より引用
  • やがて目が馴れてくると、うす暗い奈落の風景の輪郭がぼんやりと見えてきた。 村松友視『七人のトーゴー』より引用
  • わたしは穴と呼んだが、この言葉で普通連想されるような暗い奈落のようなものとは、まったく違う。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書2』より引用
  • 深々と頭を垂れて、染子は暗い奈落ならくをひっそりと揚げ幕へ向って歩きだした。 平岩弓枝『女の四季』より引用
  • 階段のてっぺんにつくと、地下の暗い奈落のはじを避けて数百ヤード進み、通路のひとつにはいった。 エディングス『マロリオン物語03 マーゴスの王』より引用
  • 暗い奈落には、形のないものがただよっていた。 皆川博子『旅芝居殺人事件』より引用
  • 梨田が持参したものを見て、朱鷺子はますます眼の前がまっ暗になり、身体がすうーっと暗い奈落にち込んでゆくような心細さを覚えた。 南里征典『赤坂哀愁夫人』より引用
  • 下をみると、暗い奈落である。 南里征典『田園調布真紅夫人』より引用
  • 指先がこすれあい、つながれることのないままレイフォンとメイシェンは暗い奈落ならくに落ちていった。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス05 エモーショナル・ハウル』より引用
  • 深層心理学でいう「無意識」は,抑圧された願望の隠れ場所の謂であるが,このものは,プロデューサーのいない真っ暗い奈落でうごめき,舞台の上にも不思議な影響力を与えるのである。 高橋長雄『からだの手帖』より引用
  • うす暗い奈落の中で棒立ちになっている柚木の表情に、仁木弾正とアラビアの怪人が交叉しつづけた。 村松友視『七人のトーゴー』より引用