時に

全て 副詞
9,325 の用例 (0.02 秒)
  • この人はなにしている人かと一言にしていう時に芸術家だといっている。 北大路魯山人『古陶磁の価値』より引用
  • 枝のない葉ばかりの茶は五円、時によると五円五十銭位することもある。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • いい人があったら来ていただこうかな、と私は時に思わぬでもなかった。 永井隆『この子を残して』より引用
  • 時にはじめて声を出した、江戸ッ児の薬剤師の声は異様なものであった。 泉鏡花『式部小路』より引用
  • もちろん、自分自身も時に、まっさかさまに落ちて死ぬことがある穴だ。 三好十郎『恐怖の季節』より引用
  • 時には同じ形の発想を用いながら、もっと冷たい感じを出すこともある。 風巻景次郎『中世の文学伝統』より引用
  • 時に元和げんな九年五月のことで、忠直卿は三十の年を越したばかりであった。 菊池寛『忠直卿行状記』より引用
  • 時にもう一度念を押してきくが、お前が見たのはたしかに老人だったかね? 小酒井不木『好色破邪顕正』より引用
  • 時にそのことがあつても、彼等はそれをちやんと何処かで告白してゐる。 岸田国士『続言葉言葉言葉(その二)』より引用
  • 時には全く何のためともわからない、好きになる誰彼の人間が尊いんだ。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 時に近頃隣の方が大分騒がしいが何でも華族か何かがやって来たようだ。 正岡子規『墓』より引用
  • 又答へようとしても、かう言ふ時に使ふ語には馴れて居ない人であつた。 折口信夫『死者の書』より引用
  • お前達はお前達の質問が、時によると大変に面倒な事になるのが分るかい? ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • 時には、大きい虫が来ても、捕えようともせず、数時間じっとしている。 豊島与志雄『守宮』より引用
  • 赤といっても赤褐色だが、時にはずいぶん巨大なのを発見することがある。 岡本綺堂『海亀』より引用
  • 詩をつくった人も、それは時にゆだねて描写しなかったのかもしれません。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 五本のカバリがついていたが、時には同時に三匹つれたこともあった。 坂口安吾『釣り師の心境』より引用
  • 処が之ならば実は大抵の作家が時に触れては書いているものである。 戸坂潤『文芸評論の方法について』より引用
  • 時にはとても口に出しては言えないことだってありますからなあ。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 時に近頃隣の方が大分騒がしいが何でも華族か何かゞやつて来たやうだ。 正岡子規『墓』より引用
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