明い

全て 動詞 形容詞
524 の用例 (0.01 秒)
  • 名前を明しもしねえで人の家へ子供を取りに来るような者じゃねえんだ。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 一日明ければもうその瞬間から明日の日を待ちのぞんでゐるのであつた。 島木健作『第一義の道』より引用
  • もし窓が明いていたとしても、誰が窓の外から侵入して来られるだろう。 海野十三『蠅男』より引用
  • 子供たちの反応如何いかんでは、その場で本当のことを明してもいいと思った。 石原慎太郎『生還』より引用
  • それに彼等は窓が明いてゐる間は日なたの中から一も出ようとはしない。 河上徹太郎『日本のアウトサイダー』より引用
  • こういう絵はそのとき感心しても、一夜が明ければ見る気にもなれない。 浅田次郎『月のしずく』より引用
  • 女達の姿の動いているあかるいそこいらに、旋風つむじがおこったような気がした。 徳田秋声『あらくれ』より引用
  • それが最善の方法であり、それが私の身の明しを立てる唯一ゆいいつの道なのだ。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • 何でも大きな松の木があるそこの下で一晩明したと云ってられました。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • 明くる晩もやはりその通りで、彼は又もや三千あまりの銭を貰って来た。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 今はふさがつてゐるけれど、四五日てばどれかが明くといふことである。 斎藤茂吉『南京虫日記』より引用
  • 戻しても戻しても、明くる朝登校してくると机と椅子は外に出されている。 角田光代『対岸の彼女』より引用
  • 元禄時代の如きは非常にあかるい気持があったがやはり江戸時代は暗かった。 淡島寒月『亡び行く江戸趣味』より引用
  • 理窟としては承知しているが、あまりのことに明いた口がふさがらない。 福永武彦『第四随筆集 夢のように』より引用
  • けれどその晩を私は一睡もようしないであかしたことを覚えて居ます。 与謝野晶子『遺書』より引用
  • 光君は気が狂ったように笑ったりふさぎ込んだりして夜を明してしまった。 宮本百合子『錦木』より引用
  • それはチロルの山中で二人が乾草の中で一夜を明したときもそうだった。 横光利一『旅愁』より引用
  • 二階には見晴しのいい独立の部屋が幾個いくつもあったが、どちらも明いていた。 徳田秋声『黴』より引用
  • 明くる二十四日は朝からほがらかに晴れて、秋風が高い空を吹いていた。 岡本綺堂『経帷子の秘密』より引用
  • 年が明ければ、どうしたって「卒業」の二文字を意識せずにはいられない。 今野緒雪『マリア様がみてる 04 ロサ・カニーナ』より引用
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