早くから床

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  • 夕方、桃の葉を入れた野風呂にはひり、早くから床へもぐりこみました。 林芙美子『谷間からの手紙』より引用
  • その晩はみんなで早くから床にはいることにした。 堀辰雄『朴の咲く頃』より引用
  • 彼はよく早くから床につくことがあったので、それは別に怪しむべきことではなかった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 二号の連中、必死になって夜は早くから床についたのだが、その義務感と不安感で見る夢は豊作風景とは大違い。 かんべむさし『建売住宅温泉峡』より引用
  • 夜が早く過ぎるようにと思って、早くから床についた。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • おくさんの方は、風邪気味かぜぎみで、早くからとこいていました。 高木彬光『幽霊西へ行く』より引用
  • 明日の準備をして早くから床へもぐり込む。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • むりに頭の働きを押えつけ、凡てを失ったという気持だけを懐いて、彼は早くから床にはいった。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • 晩になると、家中の締まりをよくしろと言いつけながら、早くから床について、疲労のため軽い眠りに入った。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • もう一人の同宿者もおもしろかつた、善良な世間師だつた、相当に物事を知つてる人だつた、早くから床を並べて話し続けた。 種田山頭火『行乞記』より引用
  • その夜、田原さんは早くから床にはいった。 豊島与志雄『田原氏の犯罪』より引用
  • 晩になると、家中のしまりをよくしろといいつけながら、早くから床について、疲労のためかるい眠りにはいった。 ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(下)』より引用
  • 鉄の馬の馬丁は、この冬の朝も山間にまたたく星の明かりで早くから床を離れ、まぐさをやり、馬具を装着したのだ。 ソロー/神原栄一訳『森の生活』より引用
  • 嘉吉は茶をひといきに飲み、二三丁とは離れてゐない処に、なか子が一文も持たないで他人に酌をしてゐる様子を考へると、熱海にもう一晩泊つて来たらよかつたと、愚にもつかぬ思ひごとをしたり、早くから床を敷かせると、嘉吉は女のやうに瞼を熱くするのであつた。 林芙美子『朝夕』より引用
  • ジャンヌは早くから床にはいった。 モーパッサン/新庄嘉章訳『女の一生』より引用
  • 私は何事を措いても、その夜を楽しみに、少々酒まですごし、白鞘の刀を枕頭に横たえて、早くから床に就いた。 豊島与志雄『怪異に嫌わる』より引用
  • 龍子は早くから床に就いた。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用