早くから家

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  • そして、毎日のように朝早くから家を出て夕方になって帰って来た。 田中貢太郎『風呂供養の話』より引用
  • そんなしようもないことで警察がわざわざ朝早くから家まで行くか。 読売新聞大阪社会部『逆転無罪 少年はなぜ罪に陥れられたか』より引用
  • 当主は学校の先生か何かで朝早くから家を出て、日曜日にはどこかへ勤労奉仕に行っている。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
  • これは父・義光が豊臣秀吉の死後、徳川家康が天下人になる事を予見して、早くから家親を徳川氏に仕えさせたのである。
  • 僕は後妻の長男なんですが、どういうわけか、父とも母とも気が合わなくて、早くから家を出ました。 平岩弓枝『葡萄街道の殺人』より引用
  • 要蔵には弟が一人あったがこれは母の実家をつぐために、早くから家を出て、姓も里村と名乗っていた。 横溝正史『金田一耕助ファイル01 八つ墓村』より引用
  • 私に従ってアフリカを横断した連中は、みな私の出発を見送るのに間にあうように、朝早くから家を出てきていた。 スタンレー/宮西豊逸訳『黒い大陸』より引用
  • それとも志功自身、早くから家の貧しさを知って、上級学校への進学を諦めていたからであったのだろうか。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用
  • 私の父の要蔵には修二という弟があったが、これは母の実家をつぐために、早くから家を出て里村さとむら姓を名乗っている。 横溝正史『金田一耕助ファイル01 八つ墓村』より引用
  • その日、コタンのアイヌたちが集まって、朝早くからチセ造りに取りかかった。 上西晴治『十勝平野(上)』より引用
  • 清江が今朝早くから家を出たまま、一度も姿を見せぬのは、隣村の早米の田を持つある家へ、稲刈に行っているからだと、妻は云った。 横光利一『夜の靴』より引用
  • 鉄が今朝早くから家を空けていたのは、この小袖が番屋に届けられたことを感じ取ったからだろう。 宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』より引用
  • 兄さんの与茂四郎は早くから家を出て、京都へのぼって或る人相見のお弟子になっていたのですが、それがだんだんに上達して、今では一本立ちの先生になって諸国をめぐりあるいている。 岡本綺堂『青蛙堂鬼談』より引用
  • そんな家に生れながら、玄明は持って生れた粗暴奔放な性格にまかせて早くから家を飛び出して乱暴狼藉ろうぜきばかりして歩くので、実家には義絶され、無籍者同様になっていたのであった。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • 実家は荷車曳きで、冨子は早くから家を出てゐたし、その次の十六になる長男は、高等小学を出ると、野田の醤油会社に勤めに出てゐた。 林芙美子『瀑布』より引用
  • そのため、早くから家を出て独立したが、のちに妻以外の女性ができて、三角関係の清算からか、伊豆海岸で入水じゆすい心中をとげている。 草柳大蔵『実力者の条件 この人たちのエッセンス』より引用
  • 父親のほうは朝早くから家を出ており、そのすぐあとでダフネと母親も、浜や桟橋で開かれるこの日のお祭りに加わるため、出かけていったので、バブはひとりで遅くまでベッドにもぐっており、もうぎりぎりの時刻になって、朝食をかきこむと自転車にとび乗り、前の道路へ向かっておりていった。 ハル・クレメント『一千億の針』より引用
  • 朝早くから家を出たオコシップは堅雪を渡り、目梨沢めなしざわの方からカタサルベツへ真っすぐ突き抜けた。 上西晴治『十勝平野(上)』より引用

早くから家 の使われ方