日急バス
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名詞
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その上トリプルトラックでは、開業当初から熾烈な旅客の争奪戦が始まり、相次ぐ運賃の値下げ・サービス拡充による採算性の悪化と、その後のマイカー普及による岐阜・滋賀両県下の途中停留所での利用減少などで乗客は著しく低迷し、3社ともかなりの赤字を出す路線となった。このため1971年には、日急バスの経営に最も深く関わっていた名鉄が責任を取る形で他社の出資を肩代わりし、名鉄グループ内に収容して経営の立て直しを図った。
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また、その後に勃発した建設省・日本道路公団側と、運輸省・国鉄側の高速バス運行争いに建設省側が負けたため、同省が設立に関わっていた日急バスは、結局、名神高速道路の運行に留まっている。そもそも名阪間の旅客輸送に関しては、名神高速の開通とほぼ同時期に速達性で太刀打ちできない東海道新幹線が開通しており、更にそれ以前から近鉄特急が高速バスと頻度・到着時間・運賃ともに遜色ない運行を行っていたため、高速バスの需要はもとより少ない状態であった。
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