日忽然と

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  • それがなんの前兆も書き置きもなく、ある日忽然こつぜんと姿を消してしまった。 森村誠一『棟居刑事の悪夢の塔』より引用
  • 机に置かれていた花瓶かびんはある日忽然こつぜんと姿を見せなくなってしまった。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 03 死の礎は生』より引用
  • 本当にある日忽然といなくなって一年後にひょっこり帰ってきたんですって。 小野不由美『十二国記 魔性の子』より引用
  • いつも家でゴロゴロしているかと思うと、ある日忽然こつぜんと姿を消してしまう。 群ようこ『撫で肩ときどき怒り肩』より引用
  • その後は冒険者ぼうけんしゃとして数々の伝説を残していったんだけど、ある日忽然こつぜんと姿を消した。 水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』より引用
  • いよいよこれは、ある日忽然こつぜんと襲う吹雪が原野に暴れだしたと思われる。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • 或る日忽然こつぜんと、かぶいてやれと決意しても少しもおかしくはない。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • 時には千載に一度も起こらないような事件でも、ある日忽然として起こることがある。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(上)』より引用
  • 成美はそれっきり貝のように口を閉ざしていたが、ある日忽然こつぜんと部屋から消えた。 五條瑛『冬に来た依頼人』より引用
  • ある日忽然と消えてしまったがね。 菊地秀行『トレジャー・ハンター09 エイリアン京洛異妖篇』より引用
  • 昨日までにこやかに人を迎えいれた店舗が、ある日忽然ともぬけのからになり、建物自身もいつの間にか取り毀しになってしまう。 本間千枝子『アメリカの食卓』より引用
  • これだと、たとえ彼女の姿が或る日忽然と消えても、パトロンはすでに別れるつもりになっているので、警察に捜索願を出したりするような熱心さはないに違いない。 松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』より引用
  • これ以上住み心地のいい場所がおいそれと見つかるとも思えないのだが、三カ月ばかり居ついただけで、ある日忽然こつぜんと居なくなった。 塩田丸男『天からやって来た猫』より引用
  • たとえばその超俗に過ぎる風姿ゆえに、師がある日忽然とこの世から消え失せることはあるまいかといったたぐいの、現実にはあり得ない、しかしないと否定もし切れないような不安感に当綱は取り憑かれることがある。 藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(上)』より引用
  • それでなくても離合集散の激しいこの世界だから、誰かがどこかへ行ってしまっても、さして気にすることもないのだが、あれだけ売れていたスター・プレーヤーが、ある日忽然こつぜんと姿を消してしまうなんて例は、そうそうあるものじゃない。 矢野誠一『さらば、愛しき藝人たち』より引用
  • そして、ある日忽然と姿を消した。 高殿円『カーリー 2 二十一発の祝砲とプリンセスの休日』より引用
  • 伊坂さんはある日忽然と他界してしまった。 横尾忠則『なぜぼくはここにいるのか』より引用
  • 幸い、「インペリウム」に関して一つだけ判明した情報によれば、彼らの超光速航法では、ある日忽然こつぜんと現れることができない。 富永浩史『スフィア ―哀しみの青想圏―』より引用
  • その人物が、ある日忽然と、ただ防疫給水の実施状況を視察するために、砲弾の飛び交う戦場に現われた、と無邪気に信じていいものかどうかである。 五味川純平『ノモンハン(上)』より引用
  • ある日忽然こつぜんと姿を現し、いきなりコーチになって無理難題を押しつけ、知季がやる気になったところで、なぜだか青森へ去っていく。 森絵都『DIVE!! 上 (RubyMate変換)』より引用

日忽然と の使われ方