日に日に衰え

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  • 彼は昔日の元気が日に日に衰えてきたことを感じていた。 アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(下)』より引用
  • 磯良はこのあまりの仕打ちに病気で寝込むようになり、日に日に衰えていった。
  • 日に日に衰えていく息子を見て、フレデリの母はアルルの女との結婚を許そうとする。
  • そして、その日以来晋作は学校のほうもよしてしまい、家から一歩も出なくなり、枯れ木のように日に日に衰えていった。 横溝正史『血蝙蝠』より引用
  • 私の魂は肉体器官にさえぎられ、妨げられて、日に日に衰えていく。 ルソー/太田不二訳『孤独な散歩者の夢想』より引用
  • それは一つには、信之の淫蕩な性質がしからしめたのでもありますが、又一つには友江さんの容色が日に日に衰えて行ったからでもあります。 小酒井不木『暴風雨の夜』より引用
  • 日に日に衰えていく裕次郎に付き添いながら、志保はできるだけ何も考えないようにした。 小池真理子『ひるの幻 よるの夢』より引用
  • それは壁という壁から立ち上がる、妖気ようきでもあるかのように、最初横蔵に発して、さしも頑強がんきょうな彼も、日に日に衰えていった。 小栗虫太郎『紅毛傾城』より引用
  • 喬は家産を傾けて費用を弁じ、顧の家族と共に顧のひつぎを送っていって、二千余里の路を往復したので、心ある人はますますそれを重んじたが、しかし、家はそれがために日に日に衰えていった。 蒲 松齢『連城』より引用
  • お母さまは、幸福をおよそおいになりながらも、日に日に衰え、そうして私の胸には蝮が宿り、お母さまを犠牲にしてまで太り、自分でおさえても太り、ああ、これがただ季節のせいだけのものであってくれたらよい、私にはこの頃、こんな生活が、とてもたまらなくなる事があるのだ。 太宰治『斜陽』より引用
  • お母さまは、幸福をお装いになりながらも、日に日に衰え、そうして私の胸にはまむしが宿り、お母さまを犠牲にしてまで太り、自分でおさえてもおさえても太り、ああ、これがただ季節のせいだけのものであってくれたらよい、私にはこの頃、こんな生活が、とてもたまらなくなる事があるのだ。 太宰治『斜陽』より引用
  • 蛙は濡れた皮膚から体内の瓦斯を発散させて呼吸の調節を計るように、湿気の強い地帯に住んで来た日本人の矢代の皮膚も、パリの乾ききった空気にあうと、毛孔の塞がった思いで感覚が日に日に衰え風邪をひきつづけた。 横光利一『旅愁』より引用
  • 欽陵の西約100メートルに位置するが、李璟の崩御時には国勢は日に日に衰え、陵墓は欽陵に比べて簡略化され、副葬品も少なかった。