旅立つ者

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  • 間遠な大きなうねりまでが、旅立つ者にささやきかけてくる感じである。 城山三郎『鼠 ─鈴木商店焼打ち事件─』より引用
  • 旅立つ者と見送り人とが、搭乗手続きのカウンターのまわりに群れていた。 松本清張『迷走地図(下)』より引用
  • 旅立つ者は未練を断ち切ろうとし、残される者は引きずるのかもしれない。 今野緒雪『マリア様がみてる 30 キラキラまわる』より引用
  • 港から旅立つ者の数は今が最も多いらしい。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅠ Side ColorsⅡ』より引用
  • あわてて、その日の内に旅立つ者がいてもおかしくない。 赤川次郎『過去から来た女』より引用
  • 旅を終えた者がおり、これから旅立つ者がいる。 田中芳樹『銀河英雄伝説 01 黎明篇』より引用
  • その言葉は、旅立つ者に向ける別れの挨拶あいさつだ。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅹ』より引用
  • 住民はまだ幼い子供はともかく、一人前と認められた者は星の一員として働きつつ、時折外部から訪ねてくる「船長志願者」に目的や馬の合う相手が見つかれば「宇宙船」として共に旅立つ者もいる。
  • 送序は、旅立つ者へはなむける励ましと惜別のことばである。 古川薫『花冠の志士小説久坂玄瑞』より引用
  • 遠くに旅行をするわけではないが、旅立つ者に念を押すように女孔をきゅっと締めて、それから思い入れたっぷりに、結合を解いた。 南里征典『鎌倉誘惑夫人』より引用
  • 大金を持っての旅だから早立ちの早泊りだが、第一日目は、まず回向院へ行って金を受け取り、坊さんに道中安全のお経をあげてもらってからみんなで米沢町の和泉屋へ戻り、一緒に午餉ひるげをすませて、旅立つ者を品川まで見送ることにした。 平岩弓枝『御宿かわせみ 22 清姫おりょう』より引用
  • 嫁ぐ者、冥土へと旅立つ者が白い装束に身をつつむ。 鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう ―ファッション考現学』より引用
  • 空海も、橘逸勢も、唐の風習にならって、楊柳の枝を折り、それを丸めて旅立つ者にたむけた。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一』より引用