旅立つとき

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  • ブレードの街から旅立つときに、彼はこの一行のリーダーに選ばれたのだ。 水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』より引用
  • 奈良へ旅立つときに七郎太が京馬に釘をさしたのと同じ言葉だ。 山田風太郎『忍法剣士伝』より引用
  • そのときは無駄かと思ったが、いま旅立つときに、花は秘めやかに部屋のなかから見送ってくれる。 渡辺淳一『ひとひらの雪(下)』より引用
  • 旅立つとき手ぶらで帰るのもやむをえないと観念していたが、結局は恐れたほど空疎でもなかった。 井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』より引用
  • このジミナ村では旅立つときに魔法オババのもとに寄らなければいけないという決まりがある。
  • それから気を取り直して、国を旅立つときに持ってきたソヴュールの地図と時刻表じこくひょう、デパートなどの案内が書かれた小雑誌ざっしなどを机の上に積み始めた。 桜庭一樹『GOSICK 第3巻』より引用
  • 旅立つときも兄が旅券から何からすべて面倒をみてくれ、母親は長旅で同性の話し相手がいないのを心配して、同じ船に乗るある人の夫人に頼んで、茉莉の相手になってもらった。 群ようこ『贅沢貧乏のマリア』より引用
  • 四方に張り巡らした注連縄しめなわの、一方だけがきれているのは志狼がここを旅立つとき、し置いていったままだった。 五代ゆう『晴明鬼伝』より引用
  • 火竜山かりゅうざんへと旅立つときに、アシュラムはそうアルハイブに命じた。 水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』より引用
  • 旅立つときが、博士の最後だったと。 姫野カオルコ『X博士』より引用
  • わたしは、それまで故郷を去るときに見捨てたものよりもはるかに多くのものを見捨てたし、旅立つときにこのときほど心をこめて、こうも多くの愛する人びとから握手してもらったことはなかった。 ヘッセ/佐藤晃一訳『郷愁』より引用
  • チュンシックがアメリカへの留学に旅立つときにも、チュンシックは友人とユンヒに度々会うようにしてほしいと頼んだ。 呉善花『恋のすれちがい』より引用
  • 彼女は、彼がもと下宿した家の娘で、彼が朝早く旅立つとき、台所で牛乳をわかしてやったことを、話さねばならなかったが、話しながら、顔を赤らめるのだった。 ヘッセ/永野藤夫訳『知と愛』より引用
  • 馨が旅立つとき、はっきりと約束を交わしていた。 鈴木光司『バースデイ』より引用
  • しかし、この英雄児が人のしらぬあいだに姿をけすことは実際にはむずかしく、猛烈なひきとめ運動のあげく、彼らが京都を旅立つときは、京都の俥夫全員が駅まで見送るという騒ぎであった。 山田風太郎『明治十手架(下) 山田風太郎明治小説全集14』より引用
  • あの雪の結晶を、旅立つとき握っていよう。 野村美月『文学少女シリーズ14 “文学少女”見習いの、卒業。』より引用
  • と、ヨーロッパ征服せいふくに出発するときのジンギスカン、あるいは西部の荒野こうやへ旅立つときの幌馬車ほろばしや隊の隊長のけ声もかくやと思われるような、重々しく勇ましい声を発した。 井上ひさし『ドン松五郎の生活』より引用
  • 未央生が旅立つとき、賽崑崙にそんなことをいっているのを耳にして、艶芳は内心、フフンとうすら笑いをうかべていたのでした。 駒田信二『好色の戒め 「肉蒲団」の話』より引用