方へ走り出す

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  • そうロックが言ったとたんに、タカギタミオは改札口の方へ走り出した。 池澤夏樹『キップをなくして』より引用
  • と純八は夫れを見ると、喜びの声を上げ乍ら、二人の居る方へ走り出した。 国枝史郎『高島異誌』より引用
  • 僕が口を開くよりも前に、紺藤は着物の美女の方へ走り出していた。 平坂読『ホーンテッド! 2』より引用
  • 疲れきつてるのも忘れてしまつて、火の光の方へ走り出しました。 豊島与志雄『シャボン玉』より引用
  • 佐貫はみちるが付いて来ているのを確認して、元来た方へ走り出した。 三上延『シャドウテイカー3 フェイクアウト』より引用
  • そこで、米友は、全くあられもない方へ走り出してしまいました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 上松がゲスト・ハウスの方へ走り出すと、ほかの者も小走りに駆けた。 井上靖『星と祭下』より引用
  • そのかほの向いた方の少し先の畑で、子供が一人しやがんで居たがやがて女の方へ走り出した。 平出修『計画』より引用
  • 七瀬は、暫く、じっと立っていたが、すぐ、国分の家の方へ走り出した。 直木三十五『南国太平記』より引用
  • 裕生は手にしていた虫を捨てて、玄関の方へ走り出した。 三上延『シャドウテイカー1 黒の彼方』より引用
  • 安雄は大きな眼をこれまた一段と押し開き、駐車場の方へ走り出した。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 2) ロッポンギから愛をこめて』より引用
  • 二頭立ての馬車は町の方へ走り出した。 菊地秀行『吸血鬼ハンター16 D-血闘譜』より引用
  • 声を揚げて泣き出さんばかりに見えましたが、何を思い出したか一目散いちもくさんに表の方へ走り出しました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • そうして後の四五人は、お錦を宙へ吊るすようにして、一散に丘の方へ走り出した。 国枝史郎『大捕物仙人壺』より引用
  • 彼女の姿が綿の木の花でしばらく蔽われて見えなくなった時、私は咄嗟とっさに決心してもと来た方へ走り出した。 国枝史郎『沙漠の古都』より引用
  • おれは別れの挨拶もそこそこに、川べりを三条大橋の方へ走り出した。 菊地秀行『トレジャー・ハンター09 エイリアン京洛異妖篇』より引用
  • とにかく、ぼくは夢中でその女の方へ走り出した。 織田作之助『ひとりすまう』より引用
  • その乾児どもを追って、左の方へ走り出した頼母は、パッタリ左門と顔を合わせた。 国枝史郎『血曼陀羅紙帳武士』より引用
  • 上条は状況を無視して、思わずヴェントの立つ方へ走り出した。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第13巻』より引用
  • 大男の論愚は直ぐ上衣を脱いで巣をこれに包み、大根畑の方へ走り出した。 佐藤垢石『採峰徘菌愚』より引用