断乎として拒否

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  • もちろん私たちは、このような中傷を断乎だんことして拒否することができます。 サド/澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』より引用
  • いかに主君の命令でも、没義道もぎどうだと思えば断乎だんことして拒否する骨の硬さを持つ。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • 本来ならばその甘い猫なで声の誘惑を、断乎として拒否すべきではなかったか。 鮎川哲也『朱の絶筆』より引用
  • 管理されることを断乎だんことして拒否きよひして、精神の自由を維持いじし、自己に精一杯忠実に生きている。 森村誠一『異型の街角』より引用
  • しかし、表面では、それを少しでもみとめるということを、断乎として拒否してきたのである。 ロレンス/飯島淳秀訳『チャタレイ夫人の恋人』より引用
  • とはいえ、於兎の意志が、断乎として拒否すれば、三座の長と雖も、これを許さぬ権力があるわけではなかった。 柴田錬三郎『(柴錬立川文庫4) 忍者からす』より引用
  • その間幾度かあった有利な養子縁組の話を、道助が断乎として拒否するのを、当時武助はどんなにうらめしい気持で聞いたか分らなかった。 柏原兵三『徳山道助の帰郷』より引用
  • あの人はぼくの憎むべき敵なんだから、たとい猫なで声で招待されようとも、毅然きぜんとした態度で、断乎として拒否すべきだったんです。 鮎川哲也『朱の絶筆』より引用
  • 「パガニニというような男は、もう最後の芸術家だ、ということにしたいものだ、あんな利己心と虚栄心の強い芸術家を、将来の芸術家は、断乎だんことして拒否すべきである、パガニニの目的は内になく外にあった、彼には技巧が手段でなく、目的であった」、と。 小林秀雄『モオツァルト』より引用
  • ただ、この楚々たる装いの持つ、彼女の目から見れば俗っぽい処女性の象徴としての意味を、断乎として拒否する信念がその目の色にはうかがえた。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(5)』より引用
  • 指揮官はただちに50名の作業員を出すよう要求したが、安達少尉は断乎として拒否したため、ニュージーランド軍の指揮官は安達少尉の連行を命じた。
  • 松尾はその申し出を断乎として拒否した。 泡坂妻夫『11枚のトランプ』より引用
  • 盧植は断乎として拒否した。 陳舜臣『秘本三国志 01 (一)』より引用