断乎たる口調

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  • 珍しく断乎だんこたる口調であったのは、輪天の制止を封ずるためだ。 山田風太郎『伊賀の聴恋器』より引用
  • 大方はぴたりと水をうったように静かに、この断乎たる口調で物をいっている統領の山のように重々しい姿を見つめているだけであった。 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • 山口は断乎だんこたる口調で言った。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
  • わたくしは唯々いいとして彼の言葉に従ったが、彼のすぐ前に立って、ばかげてはいるものの不快なものではない断乎たる口調で、「わたくしは完全に合格であります」と言ってのけた。 マン/佐藤晃一訳『トーマス・マン短編集2』より引用
  • ルーズベルトは断乎たる口調で命じた。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
  • 藤枝が断乎だんこたる口調で言った。 森村誠一『棟居刑事の復讐』より引用
  • 柳本は断乎だんこたる口調で言った。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
  • 可児隼人正は、荘重に、断乎だんこたる口調でいった。 山田風太郎『忍法落花抄』より引用
  • されば、すべての人は、この恵まれた地方で、平和にそして愉快に暮してゐたのであるが、偶々たまたまさる十月の一夜、ネーラックの老いぼれヴァイオリン弾きが、金に窮して、大街道で、ピブラックの教区財産管理委員を不意に襲ひ、闇に乗じて、断乎たる口調でなにがしかの金を要求したといふ事件が惹起した。 リラダン『殘酷物語』より引用