断わる

全て 動詞
763 の用例 (0.01 秒)
  • 娘を妻にという話は以前にもあったのだが、今まで断わりつづけてきた。 中島敦『李陵』より引用
  • 僕は君に金のあるところを見ていたんだよ、どうしてそう断わるんだい? ドストエフスキー/中村融訳『地下生活者の手記』より引用
  • 断わる表面上の理由を失った山本は、こんどは受けざるをえなくなった。 半藤一利『指揮官と参謀 コンビの研究』より引用
  • それが出来ないでいるのは、断わればこの若者は確実に死ぬからである。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • その代わり断わっておきますがね、家はあんまり大きくはありませんよ。 麻生芳伸編『落語百選 秋』より引用
  • あるいはと思ったがこれほどはっきりと断わられるとは思っていなかった。 渡辺淳一『花埋み』より引用
  • まえに座っている婦人に断わったてまえ、恭子はここで降りねばならぬ。 横溝正史『迷路の花嫁』より引用
  • そこで彼は彩子が彼の求婚を断わった本当の理由と思えるものを知った。 大沢在昌『深夜曲馬団』より引用
  • その暗殺をここで頼まれたら、自分はもうそれを断わることはできない。 夢枕獏『シナン2』より引用
  • 吉亮が彰義隊へ入隊を希望しに行って断わられたのはその翌日であった。 綱淵謙錠『斬(ざん)』より引用
  • 死ぬのだと思ったら、あの話はなんとしても断わらねばと心に決めた。 辺見じゅん『完本 男たちの大和(上)』より引用
  • ただ急に二千ドル入りの手紙まできては、断わりきれなくて来ただけです。 胡桃沢耕史『女探偵アガサ奔る』より引用
  • この一編はただ一つの予報のようなものに過ぎない事を断わっておきたい。 寺田寅彦『浮世絵の曲線』より引用
  • 確かに危ない立場ではあっても他に断わりようがいくらでもあるはずだ。 高橋克彦『だましゑ歌麿』より引用
  • どんなにいい話を持ちこんでも、写真も見ないうちに断わるんですって。 高橋克彦『星の塔』より引用
  • 彼は彼女に断わられてからもう二度と結婚のことを口にしなかった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 断わったのに夜が遅いからと言って車で迎えにやって来てくれたのだ。 高橋克彦『春信殺人事件』より引用
  • 何とか理由をつけて断わった方がよかったかも知れないと、あとで思った。 井上靖『星と祭上』より引用
  • 断わっておくが用事のために歩きまわっているのとはわけが違うのだ。 ラム/平井正穂訳『エリア随筆』より引用
  • この妹は四つほど医者の話を持ってきたが、すべて恭子の方で断わった。 林真理子『初夜』より引用
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