数多から

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  • あまり数多からぬ焼香者のなかで、目をまっかに泣きはらしていたのは虎若虎蔵だけだった。 横溝正史『迷宮の扉 v0.9』より引用
  • 国芳の山水画には東海道及東都名所の二種あれどもいづれもそのすう多からず。 永井荷風『江戸芸術論』より引用
  • それがために数多からぬ知己親類の嫁しうべき嬢子むすめを心のうちにあれこれと繰り見しが、思わしきものもなくて、思い迷えるおりから、山木は突然娘お豊を行儀見習いと称して川島家に入れ込みぬ。 徳冨蘆花『小説 不如帰 』より引用
  • 日射しをうけて金色にちらつく埃の中で、ひたすら故人の冥福を祈る数多からぬ百姓たちの亜麻色の頭が、忙しげに上がったり下がったりする。 ツルゲーネフ/佐々木彰訳『猟人日記(下)』より引用