散る花びら

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  • その過去の梨園りえんに落ち散る花びらを拾いあつめて、この一冊をなした。 岡本綺堂『明治劇談 ランプの下にて』より引用
  • 微風にゆれて、二ひら三ひらずつ散る花びらを見ながら、秀吉のことを考える。 海音寺潮五郎『新太閤記(三)』より引用
  • 風もなく、散る花びらの一ひらさえもない、朝の庭だった。 久世光彦『陛下』より引用
  • 風のせいだろう、時々散る花びらは、表に裏に真昼の光を反射させて、遠くに舞っていく。 松永真理『iモード事件』より引用
  • 散る花びらは、直ぐ近くへも、何処とも知れぬ遠い処へも、飛び散って行くように見える。 岡本かの子『春』より引用
  • 風が吹くたびに散る花びらを浴びて、あちこちに赤やピンクや黄色の花びらがくっついていた。 桜庭一樹『GOSICKs 第3巻』より引用
  • 転々と寝がえりをうちながら、彼は散る花びらを歌う詩の全文を想いだそうとしていた。 フーリック/大室幹雄訳『中国鉄釘殺人事件』より引用
  • そして実体化させたものは、胸のペンダントが点滅を始めると30秒で舞い散る花びらとなって消滅する。
  • 散る花びらを見ながら、ある考えを急に思いついた。 茶屋二郎『遠く永い夢(上)-本能寺 信長謀殺の真実-』より引用
  • 本編中に映る桜は実際のロケ時にはまだ開花しておらず、登校シーンなど多くのカットはマット合成と散る花びらを用いることによって表現している。
  • 散る花びらの配置もなかなかいい。 和辻哲郎『古寺巡礼』より引用
  • それでいて、ひとつも物音がなくてね、おれの姿と足音ばかり、それがひっそりと、冷たい、動かない風の中に包まれて、ぽそぽそ散る花びらのように魂が散って、いのちが衰えていく。 野田秀樹『贋作・桜の森の満開の下』より引用
  • 放たれた百羽の白鳩は、ひとたびは、風に散る花びらのように、八方へ舞ったが、宙の一箇処で、群になるや、大きく円弧を描き乍ら、はるかな上空へ、翔けのぼって行こうとした。 柴田錬三郎『(柴錬立川文庫4) 忍者からす』より引用
  • はらはらと舞い散る花びらに、眩暈を起こす。 同人『十二国記』より引用
  • パラパラと舞い散る花びら。 東川篤哉『謎解きはディナーのあとで3』より引用
  • る花びら。 野村美月『文学少女シリーズ10 “文学少女”見習いの、初戀。』より引用