散る波頭

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  • 空は曇り、沖の方から白く散る波頭がこちらに向って続き、水平線は曇っていて見えない。 福永武彦『第二随筆集 遠くのこだま』より引用
  • 他に行き交う車もなく、月光に散る波頭がまぢかに見える。 城山三郎『逃亡者』より引用
  • 陸塊に激突しては砕け散る波頭の飛沫を浴び、風と雷鳴の怒号をききながら、地獄に浮いた大陸の、その崖の果てに、ふたつの影が見えた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター03 エイリアン魔獣境 II』より引用
  • 透は足もとのコンクリートに砕け散る波頭を見おろしながら云いつづける。 栗本薫『翼あるもの3』より引用
  • 船室に駆け戻ると、同室のヤングが、船窓に頬づえついて、砕け散る波頭を見ながら、一人物思いにふけっていた。 東海林さだお『ショージ君のぐうたら旅行』より引用