散る木の葉

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  • 秋にさそわれて散る木の葉は、いつとてかぎりないほど多い。 長谷川時雨『樋口一葉』より引用
  • そうして一同は、はやてに散る木の葉のようにちりぢりに四方へ飛び去ったのである。 オルコット/吉田勝江訳『若草物語 2下』より引用
  • 外殻は抵抗もなく、風に散る木の葉のようにぼろぼろと剥落はくらくした。 光瀬龍『たそがれに還る』より引用
  • 秋風に舞い散る木の葉のように、ナポレオンが追い散らしているのはオーストリア軍の主力なのだろうか? アレクサンドル・デュマ/乾野実歩訳『リシャール大尉』より引用
  • 声は、辺りの林に木魂こだまして、百獣もために潜むかと思われたが落つるは片々と散る木の葉ばかりで、孫策はいよいよ猛く、太史慈もますます精悍せいかんを加えるのである。 吉川英治『三国志』より引用
  • しばらくの間、人々は、あきれてがやがややっていたが、やがて、いきなりこわさが身にしみて、秋風に散る木の葉のように、一目散にちらばって、それぞれの家へ帰ってしまった。 ウェルズ/石川年訳『透明人間』より引用