散ること

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  • 気の散ることが少なくなれば、もう少し根をつめてやろうと思っていた。 ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』より引用
  • 嵐山という名前であっても、吉野の神の力があれば散ることないという。
  • 人の話を聞いているときでも、他のさまざまなことに気が散ることがよくある。 齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』より引用
  • 海はまだざわめき立っていたが、もはや波が白く砕け散ることはなかった。 ヴェルヌ/大友徳明訳『地の果ての燈台』より引用
  • だれかが抜け出してどこかに行ってしまうこともないし、新聞やテレビがないから気が散ることもない。 星新一『きまぐれ暦』より引用
  • ほかに気の散ることがなかったためだろう。 星新一『きまぐれ博物誌』より引用
  • 気の散ることがなく、本に没入できたせいなのだろうか。 星新一『きまぐれ星のメモ』より引用
  • そうだとすれば、花は散ることにこそ価値がある。 阿刀田高『花の図鑑(上)』より引用
  • 砕け散ることは存在が人間という場を必要とする理由であり、現-存在としての人間の本質である。
  • が今思うてみれば、心もとなく花が散ることぢやなあと解するのが適当かとおもふ。 折口信夫『用言の発展』より引用
  • これで、妙な形で気が散ることもなくなるだろうと思う。 小林信彦『夢の砦』より引用
  • しかし、大和が散ることによって、海軍の決意を全軍に知ってもらえばよいということらしい。 豊田穣『海軍軍令部』より引用
  • 簡素な生活だから、気の散ることが少なく、知識が頭におさまりやすかった。 星新一『人民は弱し 官吏は強し』より引用
  • もう一度行つたからとて、必ずしも同じ三分咲きが見られるものではないし、記憶の中では花は最早散ることもないのだから。 福永武彦『第六随筆集 秋風日記』より引用
  • いや、もがいてはいるが、その集団を解いて散ることが出来ない。 山田風太郎『忍法流水抄』より引用
  • 三方に別れて散ることになった。 井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・壬申の乱』より引用
  • 定は、仏教用語で、心を一処に定止して、散ることなく乱れることがない状態を表す。
  • インパール占領の端緒をひらくため、散ることに意義があるのである。 伊藤桂一『遥かなインパール』より引用
  • 実ることのない桜は散ることもならず、雨にくだけながらも未練がましく枝に残っているであろう。 森敦『月山・鳥海山』より引用
  • どうも気の散ることが多いのだ。 森本哲郎『読書の旅 愛書家に捧ぐ』より引用
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