敢然

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  • 自分は彼女の怒りを犯しても、敢然として監督を厳にすべきであろうか? 谷崎潤一郎『痴人の愛』より引用
  • 終わりになると彼女はいつも敢然として、義理の方に従うのであった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • それが事件の翌日から敢然として頭巾ずきんも手袋も捨ててしまいました。 横溝正史『金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄』より引用
  • しかし敢然として身心の苦しみに負けまいと立ち向うのである。 ディケンズ/青木雄造・小池滋訳『荒涼館(4)』より引用
  • イギリスはヒトラーの虫の良い講和条件を敢然かんぜんとして黙殺もくさつし、一蹴いつしゆうした。 光瀬龍『紐育、宜候 SF〈太平洋戦争〉』より引用
  • と、真ッ黒にかたまって、敢然、数もわからぬ敵の中へ駈け入った。 吉川英治『新書太閤記(八)』より引用
  • その秘密を求めて、英国の科学者たちが、敢然魔境に踏み入って行く。 中谷宇吉郎『イグアノドンの唄』より引用
  • 敢然として一つの徳心を果さんとする場合の人間は、いつも一種悲痛なものである。 高田保『貸家を探す話』より引用
  • グリゴリイが全力をあげて主人のために敢然として立ったのは、このときである。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • もつと激しい言葉をつかへば、これに敢然として戦ひを挑む姿勢があつてほしいわね。 岸田国士『速水女塾』より引用
  • 勇気をお出しなさい、奥さん、敢然として事に当たる気概をお持ちなさい。 マン/佐藤晃一訳『トーマス・マン短編集2』より引用
  • こうして武装したふたりは敢然かんぜんとして戦いはじめる。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ2) グレー・レンズマン』より引用
  • ロチェスターさまの怒りに敢然として立ちむかったわたしだ。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(下)』より引用
  • しかし私が研究者のせまい道に耐えられる者、貢献し得る者なら、敢然それに向って進むべきだ。 神谷美恵子『神谷美恵子日記』より引用
  • 敢然として進む闘志と自信を、おのれのものにする必要があった。 柴田錬三郎『われら九人の戦鬼 (下)』より引用
  • そこで彼は圧倒的に優勢な敵に敢然として立ち向い遂に戦死した。 和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (前編)』より引用
  • しかしわが川上機関大尉は、いかなる自信があっての上か、敢然として実行計画をたてた。 海野十三『浮かぶ飛行島』より引用
  • 彼は敢然、迷いもなく、一高生活を捨て去ろうと決心したのです。 高木彬光『わが一高時代の犯罪』より引用
  • カンニングの連中にいつも脅迫されながら敢然かんぜんとして応じなかったのは光一であった。 佐藤紅緑『ああ玉杯に花うけて』より引用
  • 生存のためには権力にも敢然として立ち向かうという、農民の反抗精神である。 水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』より引用
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敢然 の使われ方

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