敢ない

全て 形容詞
18 の例文 (0.00 秒)
  • しかし、あえなき兄弟子のすがたを見ると、止めまでは刺し得なかった。 ...
  • が、十数秒の短い時刻で、あえなくもお照は動かずなってしまった。 ...
  • 主殿の考えは、そういわれると、あえなく崩れた。 ...
  • 提灯が消えてしまったからとて、無事でいるならば、あのお喋り好きが何か文句を言い出さない限りはないのに、それが一言も言わないのは、かわいそうに、これも狂人の刃にかかってあえなき最期さいごを遂げたのか。 ...
  • 羅馬からこの国へ、夜光の短刀を探しに派遣されたばてれんは、もう百年も前から、数知れないほどあるが、みなあえなく日本の土になっている。 ...
  • その後、佐竹の奥方が夫君はこの寺に隠れているものと信じて、ひそかにたずねて来て見ると、右の始末であえなき最期さいごを遂げてしまったということが明瞭になると、そのままこの雪隠の中へ入って自害を遂げてしまった。 ...
  • 灸所きゅうしょの痛手に金眸は、一声おうと叫びつつ、あえなくむくろは倒れしが。 ...
  • 数としては、少なかったともいえるが、馬超の心をひどくくじいたものは、かの旗本八旗のうちの程銀ていぎん張横ちょうおうのふたりがあえない死をとげたことだった。 ...
  • そのため楊任ようじんは、ふたたび陽平関さして、戦いに帰って行ったが、途中、猛進してきた夏侯淵と出会って、これもまた敢なく路傍に戦死してしまった。 ...
  • 老将王威もまた、大勢に囲まれて、あえなく討死し、そのほか随身すべて、ひとりとして、生き残った者もなかった。
  • それとは知らぬ番僧どもは、有無うむもいわさず、叩き伏せ叩きのめしてしまうと、もろくもあえなき最期さいごを遂げた。 ...
  • ながれの女は朝鮮に流れ渡つて後、更に何處いづこはてに漂泊して其果敢はかない生涯を送つて居るやら、それとも既に此世を辭してむしろ靜肅なる死の國におもむいたことやら、僕は無論知らないし徳二郎も知らんらしい。 ...
  • そこで山内上杉の顕定は長尾為景討伐のために越後に進入したが、あえなく敗死を遂げた。 ...
  • 我は食客の身なれども、叔母の光を身に受けて何不自由無く暮せしに、叔母はさる頃病気やまいかかり、一時に吐血してその夕敢ゆうべあえなくみまかりぬ。 ...
  • しかし、事こころざしとたがい、味方は山崎にやぶれ、大殿も昨夜小栗栖おぐるすのあたりであえなき御最期と聞く。 ...
  • オレイアスは魔女軍の将軍オトミンを討ち、その勢いで白い魔女に一騎討ちを仕掛けるも敢なく敗れ、石にされてしまう。 ...
  • そこで、聡明であろうと、誰も心がけるが、たまたま、その聡明を欠いている又八などが、あえなくも大蔵の巧言にのせられて、金のために、おそろしい冒険へみずから向って行ってしまった。 ...