揺れる

全て 動詞
4,660 の用例 (0.02 秒)
  • 左右に揺れる彼の肩の動きに童児のような心のときめきが現われていた。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • すると、風もないのに背の高い秋の花が揺れるのが、はっきりと見えた。 水野良『剣の国の魔法戦士』より引用
  • ちらちらと揺れる行燈の灯を見つめて、彼は自分の過去を静かに考えた。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • 前方の城のかげが大きくなり、その下のやみの中かられる光が近づいて来た。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 01 アの国の恋』より引用
  • 上りと下りの二本の列車が同時に線路を通り過ぎ、橋がかすかに揺れる。 市川陽『放課後のロックンロール・パーティ』より引用
  • 時折り心のどこかで揺れるそれらの断片を、何とかして絵にしてみよう。 綾辻行人『人形館の殺人』より引用
  • 煙とちがう点は、それがれることもなく、風の中に霧散むさんすることもない。 秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第02巻 「戦慄の門 from the aspect of FURIU」』より引用
  • 眼に認められるくらい揺れるというのが、だいたい一度くらいであろう。 中谷宇吉郎『立春の卵』より引用
  • この女の人生はメトロノームのように激しく絶望と希望の間を揺れる。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • が、彼女が歩く書類の上には足跡は残らず、紙一枚と揺れることがない。 川上稔『AHEADシリーズ 03 終わりのクロニクル②〈上〉』より引用
  • 暗い夜の、洋燈ランプの揺れる火影にみた、それは悪い夢のようなものである。 森茉莉『甘い蜜の部屋』より引用
  • 剣を持ったまま走ったので、いたままのやみの中で白く揺れる。 水野良『ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)』より引用
  • 黒いガラス玉のような目の奥に揺れることのない光りの核があった。 石田衣良『波のうえの魔術師』より引用
  • そして、その音が強くなる度に、静かな山全体が揺れるように感じた。 中島敦『光と風と夢』より引用
  • お母さんの強い眼光がんこうをまともに受けながら、僕はれる心をおさえつけた。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第04巻』より引用
  • からだがただ揺れるままにして、車の中では誰れもものを言わぬ。 水野葉舟『遠野へ』より引用
  • ついに見出したのが、風に頼りなく揺れる、たった一輪の黒百合だった。 九里史生『SAO Web 0406 第八章01』より引用
  • 十何年来流した覚えもない涙がにじんで、視界が揺れるような錯覚さっかくがする。 流星香『プラパ・ゼータ 4 玻璃色の迷宮』より引用
  • それぞれたけちがうテーブルのあしが、かたかたと音を立てて小刻こきざみにれる。 秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第02巻 「戦慄の門 from the aspect of FURIU」』より引用
  • 赤いグラスの中の炎がわずかに揺れるだけで、あたりの影は大きく揺らぐ。 村山由佳『星々の舟』より引用
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