握り締める

全て 動詞
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  • 袖の内では爪が掌の肉に食い込むほどに強く拳を握り締めているかも知れない。 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』より引用
  • まるで自分の左手を押え込むように、力を込めて右手で握り締めている。 貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』より引用
  • 伊代はただ拳を握り締め、央輝は目を逸らしたまま 沈黙を守っている。 暁works『るいは智を呼ぶ③ 鳴滝こより』より引用
  • 深く信頼出来るもののようにして、十字架を掌の中に握り締めるのだ。 森茉莉『甘い蜜の部屋』より引用
  • ハルユキは何を言うこともできず、ただひたすら両手を握りめ続けた。 川原礫『アクセル・ワールド 12 -赤の紋章-』より引用
  • 気が向いた時には一日中でも筆を握り締めて絵を描いている。 大石圭『檻の中の少女』より引用
  • ポケットの中に手を入れて、仕込んだ彼女へのプレゼントをにぎめる。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第02巻』より引用
  • 彼女は何としてでも家の中に入りたくなって、掛け金のとっ手を握り締めた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • はどなく重装甲はサッカーのゴールポストを握り締めて戻ってきた。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 05 5121小隊 episode ONE』より引用
  • 何も物音はなく、車の中で佐伯はハンドルを強く握り締めたまま待った。 乙一『GOTH リストカット事件』より引用
  • シーツをにぎめたのも、目をつむってしまったのも、そのせいだった。 田中康夫『スキップみたい、恋みたい』より引用
  • その右手を握り締め、優しすぎて弱すぎた一人の魔術師を止めるために。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第05巻』より引用
  • 丸椅子の足を自分でもびっくりするくらいの力で握り締めていることに気づく。 秋山瑞人『ミナミノミナミノ (電撃文庫)』より引用
  • 携帯を握り締める手に力が入って、わなわな震えているのに気づいた。 秋元康『着信アリ2』より引用
  • 男が私の手から傘をひったくると、わめくような声をあげて握り締めた。 宮部みゆき『龍は眠る』より引用
  • 草加の手は焼けて茶褐色ちゃかっしょくに変化しながらも、まだ拳銃を握り締めていた。 片山憲太郎『電波的な彼女02』より引用
  • そして彼女の指は変わらぬ力で天吾の左手を握り締めていた。 村上春樹『1Q84 BOOK2』より引用
  • 安斉が力を抜いてもしばらく麻理子はその手を握り締めたままだった。 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
  • 半ば悲鳴を上げるかのように少女が言い、僕は手の中の受話器を強く握り締めた。 大石圭『檻の中の少女』より引用
  • 横にきた鮎子が、みんなに見えない角度でそっと私の手を握り締めていた。 佐野良二『五味氏の宝物』より引用
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