握り締める

全て 動詞
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  • 老婦人は小銭入れを握り締めたまま玄関のドアを押して外に出て行った。 泡坂妻夫『亜愛一郎の逃亡 (亜愛一郎シリーズ3)』より引用
  • 握り締めていた余りの十円玉が数枚、そのとき偶然手の中からこぼれた。 竹宮ゆゆこ『とらドラ・スピンオフ! 第01巻 幸福の桜色トルネード』より引用
  • その声は銀河の手を握り締め続けている老婆の発したものではなかった。 酒見賢一『後宮小説』より引用
  • 車のハンドルを握り締め、僕は今度は自分が殺した女の顔を思い出した。 大石圭『檻の中の少女』より引用
  • 左手で握り締め、ドラえもんのような指であれこれキー操作をしている。 奥田英朗『イン・ザ・プール』より引用
  • 反射的に、振り払おうとしていたはずの大河の手を強く握り締めていた。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第09巻』より引用
  • タイムリミットものの映画を観ているように、手を握り締めてしまった。 北村薫『覆面作家の愛の歌』より引用
  • 胸の辺りをギュッと握り締めると、翼はキリッとした表情に戻っていた。 山田悠介『リアル鬼ごっこ』より引用
  • 手術台の縁を握り締めて冷たくなった指先へ、動くようにと信号を送る。 乙一『GOTH リストカット事件』より引用
  • 手に手に食べ物を持ち、子供たちは麦藁で作った人形を握り締めている。 支倉凍砂『狼と香辛料 狼と金の麦穂』より引用
  • 胸に走った痛みの所在しょざいをあえて無視むししようと、ニーナはこぶしにぎめた。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス04 コンフィデンシャル・コール』より引用
  • その眼は唇と共に固く閉じて、両のこぶしを砕くるばかりに握り締めている。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • それがお守りでもあるかのようにしっかりと握り締めそっと中に入る。 牧野修『ファントム・ケーブル』より引用
  • 上条は、最後に見せた彼女の笑みを思い出して、右手を強く握り締めた。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第06巻』より引用
  • あわてて手をはなし、にぎめていた服のしわを必死にばして消そうとした。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅠ Side ColorsⅡ』より引用
  • シャツの上から胸に手を当てて、五百円玉サイズの石を握りめた。 喬林知『今日からマ王 第11巻 「めざせマのつく海の果て!」』より引用
  • その光景を見つめていた者全員が息を飲み、こぶしを固くにぎめていた。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅵ』より引用
  • 彼女が何かひとつ握り締めて放さないものがあることも分かっていたからだ。 尾崎豊『黄昏ゆく街で』より引用
  • 今まで鍵をにぎめていた指は鍵を無くしそのままこぶしとなっていた。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録08 刃を砕く復讐者(上)』より引用
  • それまで俺につかまれるままだったのが、今度は逆に強く握り締めている。 乙一『さみしさの周波数』より引用
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